今までチョークで看板描いてましたが手軽に書き換えられる反面、雨が降ると消えてしまうという弱点があります。そこで今回よりポスカで描くことにしました。

ポスカで手描き看板レタリング
ステンシル型の文字です。自作のFGゼロラバウルフォントがベースです。

ポスカで手描き看板レタリング
細かい字も手描き。FGゼロラバウルフォントで。住所地名は1932年まで使われていた東京都が都になる前の市のさらに前の府時代です。「多」などは当時の謄写版時代の「ヨタ」型。

ポスカで手描き看板レタリング
縦型の看板完成。背後にある資料は昭和17〜19年にかけての戦時中の日本政府内閣印刷局発行のプロパガンダ写真誌。表4広告には「ぜひ回覧してください」との記述があるのでいずれネットにアップします。

ポスカで手描き看板レタリング
「カフェザグリ」のカタカナは今このサイトにプラグインで表示させているフォントです。

ポスカで手描き看板レタリング
ポスカよりも細いボールペン型の白インクで斜線柄レタリング。

ポスカで手描き看板レタリング
セリフ(爪)装飾中。手描きのテイストが出るようあえて不揃いです。

ポスカで手描き看板レタリング
ディセンダーやアセンダーラインも描き加えてみました。タイポグラフィの基本です。このカタカナは日本語でありながら欧文のような構造を持つ特殊フォントです。基本デザインは大正時代に考案され、昭和初期の当店蔵書資料に使われているのが散見できます。

ポスカで手描き看板レタリング
立て看板完成。