2024年03月19日 15:13最新の情報です

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ザグリ珈琲とは?

ザグリ珈琲ってなに?
Roaster Retailer/東京都杉並区阿佐ヶ谷のカフェ「ザグリ珈琲」。2016年末に開業しまして2023年現在7年目です。珈琲好きなデザイナーによるお店は解体から大工工事、配管工事、棚やガラス窓、扉などの内装から店内の細かい造作やフレーバーホイールポスター、WEBサイトも文字、今サイトで表示させているウェブフォントプラグインも全て店主が造り出しています。
店造りで一番大変だったのが扉や入口周り。骨組みから作っている様子はカフェ入口の造作に書いているよ。

開閉式扉
入り口の引き戸を骨組みから作っている様子↓。
引き戸製作

2019年末店内大幅改修を行い半分位ブロックを崩して解体している様子。一度作り上げたブロックを壊すのは産廃処理含めて作るよりも大変な作業でした↓。

スツール類は折り畳み式に作りました。店鋪造作に使ったマキタ14.4v工具は全てコンパクトにスツールの下に格納できるように作りました↓。

2019年末自作の富士1kg焙煎機用豆収納付き架台↓。

2021年自作のギーセンW1A焙煎機用豆収納付き移動式架台完成。300kg以上の重量に耐え10kg生豆×8種類(5kg×16種類)を無駄な隙間なく完璧に収納可能、取り出すのも楽ですのでかなりの効率化がはかれました↓。
焙煎機台

店名のザグリ(坐繰り/座繰り)とは、座って繭から糸をたぐりながら糸枠に巻き取ること、江戸時代にできた木製の歯車の付いた道具のことをさします。また、木材などを貫通させずに穴を空けることもザグリと云ひます。自分の手で何かものを作るという意味をこめて「ザグリ」と名付けたのが由来です。ZAGURIは海外では多くの人名にも使われ、イタリアのヴェネツィアの歴史的中心部にある古代の宮殿にはB&Bザグリホテルがあります。

これは組紐の高台を作っている様子。組紐を組むには丸台と高台などがあるけど、その高台を作ってみたんだ。最初は簡単にできるよ、と引き受けてしまったけど予想以上に難しくて1年位かかった。おかげで木工造作の腕が上がったと思う。全部独学で習得、こちらの記事で記録を残しているよ。組紐の高台製作

ホゾ継加工など螺子釘を使わず日本古来の木工造作をしている様子↓。
ホゾ穴加工

ホゾ加工を楔で留める

ホゾ加工

ホゾ加工

木製の歯車の付いた道具文化遺産「座繰り器」

江戸時代の養蚕業では、鍋に煮た繭から手作業で絹糸を巻き取っていましたが、これに木製の歯車や滑車を付ける事によって高速化、効率化をはかれるようにした道具が座繰り器なのです。座繰り器は上州で18世紀に発明されました↓。
座繰り器

 

もう一つの意味は、木材などの素材に「貫通させずに孔を開けること」をザグリと呼びます。当店の内装棚など隅々まで細かい部分はザグリ加工しているところから名付けました。
ザグリ作業

また、海外では人名や苗字、レストランやホテルなどに同名のZAGURIがあるようです。

FGUI源

fguigenwordpress

ウェブサイトや文字プラグインを作っている様子。

カウンターカルチャーコーヒーのフレーバーホイール

店内珈琲フレーバーホイールをイラレで作っている様子。

店舗スタッフ紹介