アルチザン接続、富士ローヤルの排気温度センサー増設、プローブ位置変更工事対応しております。
富士ローヤルにアルチザンを接続
富士珈機の1kg焙煎機にロギングソフトをつけました。フジローヤルにはロースティングコンパスという純正ソフトがありますがArtisanを使いました。
※ローストデータロギングソフトの呼び方について:ローストロガー(Roast Logger)、ロースティングコンパス(Roasting Compass)とも特定のブランドの専用ソフトの名称になっているようです。日本語では「焙煎記録」という意味です。文中、ロギングソフト(Logging Soft)、データロギング(Data Logging)、ローストロガー(Roast Logger)、ロースティングコンパス(Roasting Compass)など混在する場合がありますが全て同義語です。
ロースティングカーブ完成
テスト焙煎1バッチ目。
ブラジル豆200gを2ハゼまで。
色は深め。44.8。
テスト焙煎2バッチ目。
ブラジル豆を300gを1ハゼ終了まで。
色は明るめ。ライトテルズで67.3。
排気温度(ET=Exhaust Temperature=エキゾーストテンパラチャー)増設
富士ローヤル焙煎機の1kg機は豆温度は測れますが、排気温は測ることができません。以前使っていたナナハンは排気温計が付いていたのでロギングソフトは繋ぎやすいでしょう。
RoRとは温度上昇率のことです。
豆温度にプラスして排気温度(ET=Exhaust Temperature)のセンサーを増設しました!
排気温度ET(エキゾーストテンパラチャー)、豆温度BT(ビーンテンパラチャー)ともリアルタイムにArtisan(アーチザン)上で表示されるようになりました。
ロースティングカーブ完成
完成。豆温、排気温、豆温ROR、ガス圧表示。センサーチャンネルはまだ余っているため表示可能ですが意味がないため表示項目を絞っています。ダンパーは基本的に操作しないですが、富士ローヤル1kg機は1モーター式でクーリングの際はダンパーは閉じます。そのためダンパー変更項目も追加します。
少量焙煎で正確な豆温度を測定できる改良工事も承ります↓。
ロギングソフトは再現性を目的に利用します。同じような焙煎度合いを過去記録に沿って比較再現やスタッフ間で共有するためのものです。焙煎に慣れていて、自身の経験や勘、匂いなどの要素で焼いている人には必要ないとも云えるかもしれまん。
ギーセンプロファイラー
当店のギーセンW1AではGIESEN社純正のGiesen Profilerを使用しています。ギーセンの小型機、W1Aは火力以外にドラム回転や内部風量のパスカルを変えることができます。プロファイラーを使うとパソコンで制御することが可能です。
料金について
アルチザン接続、富士ローヤルの排気温度センサー増設、プローブ位置変更工事対応しております。
・人日料金(穴空け加工などの工事代)2日程度
・パソコン接続部品、プローブ料金
・旅費交通費
の合計になります。
※プローブ位置変更、排気センサー追加、アルチザンインストール&設定作業までだと1日では終わらないため2日間の日程となります。
2025年フジローヤルインバータ化着手しました。
フジローヤル焙煎機インバータ化その1