組紐について

組紐を作り続けて15年以上の月日が経ちました。丸台と角台を使い主に、 四ツ組、八ツ組、奈良組、冠組、丸源氏組、御岳組、笹浪組、唐組などを中心に組んでおります。

座繰り(ZAGURI)のコンセプトは「和の心地よさ」=和ごこち。手組みにこだわり、シンプルでありながら個性的。普段使いから礼装まで幅広くお使いいただける「ZAGURI」らしい組紐の提案です。 帯締めはアクセサリー。着姿の中心にあるものです。帯締め一本でガラリと印象が変わり、着物や帯をより引き立たせてくれます。どうぞあなたらしいコーディネイトで「和ごこち」を感じていただけましたら幸いです。

組紐は飛鳥時代から奈良時代にかけて大陸から伝えられ平安時代に日本人らしいアレンジが加わり、日本特有の組紐が作られるようになりました。

そして鎌倉時代にかけて複雑さ、豪華さは頂点に達するも時代の流れと共に組紐の役割も変化していきました。室町時代は、佗寂(わびさび)の風潮、戦国時代は鎧など武具の象徴、江戸時代は、太刀、脇差の下緒、柄巻紐から文箱の房や襖飾り、明治時代は軍服の飾りや、ラッパの組紐、明治時代の廃刀令によって不要になった組紐がようやく帯締めとして使われるようになります。

大正時代に入り、日本の美に対する深い見識を持った上流の実業家たちにより芸術性の高い美しい歴史的な組紐の名品を帯締めに応用されるようになり、現在に至ります。

ザグリではそうした組紐の歴史観を意識しながらも現代的なアレンジを加えてオリジナルで斬新な組み柄を日々創作し続けています。

現在カフェ店舗内では、専用に造作した遮光箱に格納し壁面に展示中。ご覧になるには店主にお声掛けください。絹糸は繊細な製品ですので展示品には直接お手を触れないようお願い致します。組み紐作品の写真撮影はご遠慮ください。