ナナハン焙煎機を富士の1kg焙煎機R-101に入れ替え検討中です。導入にあたりロースターメーカーの老舗、富士珈機さんに焙煎機を触らせてもらいに行きました。R-101はナナハンと容量はほぼ変わりませんが機械の構造と見た目はだいぶ違います。富士1kg機は釜の下部分の空間がだいぶ余裕があります。着火する点火バーナーなどナナハンとは構造が異なります。
富士ローヤルR-101
ナナハン焙煎機は東京産機製ですが数年前に富士珈機の子会社になったようで実質同じ会社の焙煎機です。戦前は東京産機は富士珈機よりも焙煎機製造のシェアが大きく、富士山に対抗して新高(ニイタカ)印だったようです。新高山は標高は3,952mで台湾で最も高く、日本統治時代には、日本の最高峰でした。〜富士珈機発行「五体の機械」より。

図面で見比べるとサイズ感はほとんど変わらず富士R-101の方が高さがあります。標高とは逆ですね。
焙煎機図面

ブラジル豆を2ハゼ入れ、エチオピアを浅煎りめで二回焙煎させていただきました。操作はナナハンとほぼ変わらないのでスムーズに焼けました。
富士R-101

ショールームにはR-101のほか、3kg、5kgロースター、サンプルロースターのディスカバリーがたくさん置いてあり普段は珈琲焙煎 セミナーなども開催されているようですがこのご時世ですので中止だそうです。
富士珈機

注文しましたがこれから工場で組み立てるらしく2カ月近くかかるようで新しい焙煎機が来るのはまだ先です。