前回のBLOG「BSモールトン改造記1」から実に2年半ぶりに続きです。小径自転車が好きで5台集まっていますが、どれもバラバラな状態で、何がどのパーツでどのネジだったかがわからなくなりつつあるため組み立てなくてはなりません。BSモールトンはそのシンプルなデザインが一番気に入ってます。フレームはアルミで、色を剥がすまでが結構大変でした。あと、スチールのネジ類をチタン製に換装し軽量化を狙います。

BSモールトンフレーム
色を剥がして研磨したフレーム。剥がすのに2日位かかりました。

BSモールトンフレーム
バフかけポリッシュ中。この状態にするのに何日もかかりましたが、細かい小傷は残ります。

BSモールトンフレーム
鏡面仕上げ。アルミ無垢の素材の研磨ポリッシュ仕上げは美しい。

BSモールトン
フロントフォーク は鋼管です。Rサス周りとFサスの繋ぎネジ類を全部チタン製に変えます。BSモールトン用のネジセットが売っているわけではなく採寸して同じチタン製のネジを探して変更しています。

BSモールトンフレーム
リアサスの繋ぎ部分のチタンネジ。ワッシャーもチタン。

BSモールトンフレーム
逆側の袋ナットもチタン製です。

BSモールトン
リアサスラバーコーン固定ネジもチタン製に変更。

BSモールトン
このフレームジョイントネジだけは逆ネジでしてチタン製が存在しません。新しいステンレス製に変更しました。

BSモールトンハンドル
ハンドルバーはカーボン製のをカット。

BSモールトンハンドル
短くしたハンドルバー。カーボンなため切り口がボソボソになってしまいました。ブレーキレバーは昔からあるDIACOMPEにドリルで肉抜き加工。現代の超軽量レバー並みに軽いです。

BSモールトンハンドル
265ミリ。ハンドルに無駄なスペースがありません。

BSモールトンハンドル
昔の競輪規格、NJSの前の仕様「BIA」の天返しステム 。25年ほど前に買ってストックしておいたもの。ようやく日の目を見ます。シフトレバーはポールの台座にデュラエース7×00系でシンプルなステム周り。

BSモールトンハンドル
真横から見てステムの角度とブレーキレバーの取り付け角度が水平になるのが美学。

BSモールトン
仮組完成したBSモールトン。Rディレイラーはデュラエース7800。10速ギア、ホイール、ハブは軽量特注。タイヤはKOJAKスリック。このアングル、うっとりするほど美しい。

BSモールトン
BSモールトンはこの斜めうしろからのアングルが美しい。マッドガードやキャリア、ライトなどは雨の日や夜は乗らないし輪行もしないので不要。

シートポストは一応カーボン、サドルは重いBLOOKS、クランクはオクタリンクのアルミ製でまだ軽量化の余地はあるため検討中です。ペダルは三ヶ島NJS最軽量のものをプレート外してさらに軽量。ペダルはやはり競輪規格のものがベストです。一度この回転を知ると他のペダルには戻れません。

BSモールトン改造記3へ続く