珈琲豆焙煎機の設置

阿佐ヶ谷カフェ「ザグリ」では2017年のこの秋、コーヒー豆の焙煎を始めます。

焙煎機についてはここ数ヶ月間、主に小型機種の体験焙煎や選定をしていてました。

フジローヤルのディスカバリーや1kg焙煎機、ワイルド珈琲のアポロ、完全熱風式小型焙煎機や海外からも取り寄せようかとも思いました。しかしガス火力を使う製品のためメンテナンスや安全性、今後のことも踏まえ安心の日本製品、評判も良いワイルド珈琲さんのナナハン焙煎機に決めました。

まず一番決め手になったのはその焙煎豆の容量とサイズ、筐体のデザイン、値段感。1kg釜使用で火力が4000キロカロリーと他社製では1kg釜であっても2000キロカロリーの機種もある中、余裕の火力性能です。2000キロカロリーガスバーナー2連仕様。最小300グラム豆〜最大900グラムの珈琲豆の焙煎が可能ですが推奨は500〜800グラムが安定とのこと↓。
ナナハン焙煎機寸法図

店内が狭いため、カウンター袖にちょうどよく置ける唯一の機種がナナハン焙煎機でした。据付図面を描き、シュミレーション↓。
ナナハン焙煎機据付図

ちなみに他に検討したマシンはこちら↓。
フジローヤル1kg焙煎機
フジローヤルを置くには改装工事が必要。機械、金属感が好きなデザイン。


ギーセンは大掛かりな改装工事が必要。何バッチか試し焙煎させていただく機会がありましたが、日本の焙煎機のようにダンパー操作がなく、機械内部気圧(パスカル)を見ながら排気と火力をコントロールするという焙煎でした。しかもモータースピードも変えられる。パソコンと直結していて過去の焙煎データと照合しながら独逸シーメンス製の操作パネルでコントロールというハイテクマシンは目から鱗でかなり勉強になりました。一番小さな2KG機でもかなり大きくナナハンの倍はあります。釜は小型ですがサイクロンを内蔵した一体式構造のため大型のようです。メンテナンスもしやすそうな作りで何よりもデザインがいい。残念ながら大きすぎて物理的に店には置けないとの判断で導入見送り。もしもっと大きな店舗スペースであれば導入したいマシンです↓。

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ナナハン設置に戻ります。
重量約50kgの筐体を据付るための台をDIYで製作。頑丈な24mm厚の針葉樹集成材を切り出し箱型に工作↓。
ナナハン焙煎機据付台

店内L字型カウンターをコの字型カウンターに改装。カウンター袖の幅が25cmしかありませんがなんとナナハン焙煎機の土台のゴム足幅が23cmなのでぴったりです。まるでこのカウンターに乗るために作られたような絶妙なサイズ感↓
ナナハン焙煎機据付カウンター

ワイルド珈琲さんが早朝から据付工事にいらしてくれまして無事設置完了。エバーピュアの浄水器が少し隠れてしまいましたが仕方がありません↓。
ナナハン焙煎機設置

浅草橋のワイルド珈琲店舗に直接出向いて購入後のサポートもしっかりしていそうだったのも決め手です。何度かテスト焙煎をしていただき微調整完了後自分でも焙煎。横浜のカリタ(Kalita)本社でこの焙煎機を使った焙煎教室にも参加し味や操作感は体験済みです↓。
ナナハン焙煎機

ナナハン焙煎機の特徴

【火力が強い】
・従来の小型焙煎機では火力不足から満足いく焙煎が難しい。
・ナナハン焙煎機は4,000Kcal、一般的な1kg焙煎機は約2,000Kcal。

【排気が強く、細やかな調整も可能】
・ブロワー(強制排気)
・ダンパー(排気微調整)を装備。

【音が静かで煙が少ない】
・近隣の住宅に迷惑をかけない
・設置環境が容易

【耐久性】
ナナハン焙煎機はメイドインジャパン。がっしりと作ってあり、一生使える焙煎機。作りもシンプルで壊れる構造ではなく故障も少ない。

基本装備:排気用サイクロン・微圧計・豆温度計・排気アナログ温度計・排気ファンインバーター・排気ダンパー・急速冷却・自動点火インバーター

2020年夏:追記
3年使いこなしてきましたがこの度、売却することになりまして使い方などのBLOGをアップしました。外観からは見えない内部構造や排気流などを図解してます。導入検討している方にはたいへん参考になるかと思いまs。
ナナハン焙煎機の構造と掃除