焙煎をはじめてかれこれ三年近く経ちます。珈琲豆のパッケージデザインは都度手書きしたり印刷してました。

豆の種類を定番化しておらず、袋類も試行錯誤でしたがようやく豆もパッケージ仕様も決まってきました。

・豆の銘柄(数種類、生成方法)
・グラム容量(100g,200gなどの種類)
・豆のままかドリップ用に挽くのか
・店名ロゴ
・店の住所、電話、URL

をパッケージ表示するにあたり、

これまでラベルプリンターを導入したりイラレで作ったデータを都度シール印刷して切った貼ったといずれも手間でした。かといって専門会社にロット印刷発注は豆の種類分を考えるとかなりのコストと保管場所の確保が必要です。

そこで、以前から当店でのメニューの一つである半導体レーザーでの精密彫刻スタンプ展開にし全コーヒー豆のラインナップと上記要素を全て満たすシステムを構築しました。

コーヒー豆のパッケージ
こういう具合にスタンプで押します。下手な活版より綺麗どころか、オフセットやインクジェット印刷なんかより美しい。擦れ具合がなんともいい味を出しており、珈琲豆も美味しそう。

容量と豆の状態はチェック式。事前にスタンプしておき販売時に書き込み。

珈琲豆スタンプ
こんなに小さな文字で作りこんでます。

珈琲袋
パッケージは様々な種類を試しましてその場で袋詰めしてタイで留める方式が当店のスタイルに合っていました。

コーヒー豆のパッケージ
袋はクラフト紙。白いのもあり。しかもコスパよく今まで使っていた袋の半値以下でスタンプのデザインが映える。

コーヒー豆のパッケージ
容量は100g,150g,200gのチェック式。精製方式はウオッシュトかナチュラルかで定番化しようとしてましたがハニープロセスが追加で急遽コスタリカのみ2種類に。

コーヒー豆パッケージのデザイン
フレンチプレス用に挽く要望もあるため、豆、ドリップ、フレンチプレス、エスプレッソの4種類のチェックボックスにしました。

コーヒー豆のパッケージ印
今回作成したスタンプシリーズ。フォントは専用に開発したオリジナル文字が基本です。2ミリ程度の天地の微細なサイズでもくっきり印字されるよう作ってます。

綺麗に彫刻するには半導体レーザーの性能にもよりますがもっとも重要なのは文字です。

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