引き戸の窓ガラスの製作ですが、その前に窓枠を作ります。1.6mm厚みの13mm角鉄材を鉄材屋さんから大量発注しました。

電ノコに金属カット用刃を試したりしましたが一番正確に45度の角度で切れたのがベルトソーでした↓。
鉄材をベルトソーでカット

細かい木工作業で大活躍しているバンドソー(ベルトソー)ですが、刃を変えれば鉄材やガラスも切れるという高性能機種です。ベルトソーは比較して買うまで1ヶ月以上も悩みましたがこの機械にして正解でした↓。

45度の角度はこの電ノコ用ガイドをバンドソーに使用↓。

45度にカットした鉄材にネジ用の孔開け、サラ螺子用に円錐ドリルで研磨↓。
鉄材にネジ用孔開け

窓枠の辺に合わせて切り口をディスクグラインダで寸法調整↓。
グラインダーで研磨

こんな具合に鉄材を加工して窓枠として取り付け。微調整が大変でした。何時間もかかってます。これをあと6箇所作る必要があります↓。
鉄材の窓枠

内側から見た図。ここにガラスをはめ込み、内側からなんらかの方法で枠付け。しかし同じ鉄材だとガラスとのスペースが狭すぎてネジ孔にドリルが入らず割ってしまう可能性あり。どうすれば良いか悩み中↓。
窓枠鉄材

大阪のガラス工場から注文していた5mm厚の強化ガラス。ウェブ上でリアルタイムに見積もりと納期、注文ができるのでガラス発注では一番便利でした。以前一度試しに素のガラスを頼んだのですが試験取り付け中に割れてしまったので強化加工でないと危険と判断し、強化ガラスを同じ寸法で7枚発注↓。
強化ガラス

ガラスの辺には専用のスポンジを貼りました。こんな便利な部材は普通の店では売っておらず建材屋さんで発見↓。
ガラスガード

内側からどう留めるかの課題を残したまま今日の作業終了。今回の店作りでは窓ガラス工事が一番大変かもしれない。普通は専門の業者に頼むところなんでしょうがここまで全行程自力でやってきたなら窓も自分で作らないと気が済みません。まず鉄材を正確に伐ることが難しいけど鉄材カットのコツをつかんだので大丈夫です。続く。