購入してからというもの、オリジナルの状態だったためしがない当店のグラインダー「マールクーニック(マルケニッヒ)EK43S」。今回はいよいよブラック塗装を全部剥がし金属剥き出しの「ピュアエディション」として完成しました。2年ほど前に大まかに塗装は剥がしましたが、スタンドの部分が分解しないと作業できませんでした。スタンドの分解の様子を紹介します。
まずはひっくり返して底のネジを外します。このグラインダーはかなり重いので作業するにはそれなりの覚悟が要ります。20kg以上はありそうです↓。
モーター部と支柱を接続するネジはかなり奥の方にあります↓。
ネジ回しで外します。車の整備などで使うプロ用のロングアーチでないと難しいかと思います。インチネジ、ミリネジとも全ての工具を持っていますので機械メンテナンス作業は得意です↓。
いろんな部品が出てきました↓。
配線もむき出しになりました。スイッチ部分がすぐに外れる仕組みでしたのでプラスマイナスのコードの位置を忘れないように記録↓。
支柱部分に剥離剤を塗ります。車やバイク、自転車などの塗装を剥がす薬剤です↓。
時間を置くと塗装が自然に浮き上がりますのでスクレイパーで剥がします↓。
土台部分も剥離作業↓。
全ての塗装が剥がし終わったピュアなマールクーニック(マルケニッヒ)EK43S。モーターボディと支柱部分は鉄製、その他はアルミ削り出し仕様です↓。
いろんなサイズと配色のステッカーを作りました↓。
マールクーニック(マルケニッヒ)EK43Sを購入した時に箱に貼ってあったステッカーをスキャンしていました↓。
使い方の資料は本社コーポレートマニュアルに準じて↓。
買った時はごつい箱にこんな感じで梱包されて送られてきました↓。
箱から取り出したばかりの状態の新品マールクーニック(マルケニッヒ)EK43S。エスプレッソ用ドーサー仕様↓。
暫定完成、マールクーニック(マルケニッヒ)EK43Sピュアエディション↓。
昔のデザインの赤ロゴ、サイズは色々シミュレーションしましたが此の位の大きさが迫力があってよい↓。
マルケニッヒのメーカーの人にいいたいですが現行のビニール製のぷよぷよなステッカーは、本体が高い割に安っぽすぎてとてもドイツ品質とは思えないです。しかもボディ曲面に対してめくれあがって貼られていて今にも剥げそうでチープ。旧型の赤ロゴの方がまだまし。昔の車やバイク、自転車のように金属腐食や刻印、七宝プレートにしてほしい↓。
ホッパーはオリジナルでシングルドース型、蝶ネジ仕様でカスタムしています。ねじ回しなどの工具を使わなくとも手で外せるという便利さ↓。
金属感むき出しのエンジニアリングモデル。マールクーニック(マルケニッヒ)EK43Sピュアエディションと勝手に命名↓。
日本でこのようなカスタムしているのは当店のみ。これからさらに時間をかけて熟成し美しくしていく予定です。興味のある方はお問い合わせください。蝶ネジ部品のみいくつか在庫あるのでお分けできます。