フィジェッツ(phidgets)

富士珈機の1kg焙煎機にロギングソフトをつけました。フィジェッツ(phidgets)という焙煎機側の温度計センサーケーブルに繋いでパソコンに接続するためのUSBに変換する装置を介し、ロギングソフトはArtisan(アルチザンまたはアーチザン)を使いました。使い方の説明書がないため自力でネットなどで解決する必要があります。フジローヤルにはロースティングコンパスという純正ソフトがありますがArtisanを使いました。

※ローストデータロギングソフトの呼び方について:ローストロガー(Roast Logger)、ロースティングコンパス(Roasting Compass)とも特定のブランドの専用ソフトの名称になっているようです。日本語では「焙煎記録」という意味です。文中、ロギングソフト(Logging Soft)、データロギング(Data Logging)、ローストロガー(Roast Logger)、ロースティングコンパス(Roasting Compass)など混在する場合がありますが全て同義語です。

ロースティングカーブ暫定完成

テスト焙煎1バッチ目。
Artisan
ブラジル豆200gを2ハゼまで。

色は深め。44.8。
ローストカラー

テスト焙煎2バッチ目。
artisan
ブラジル豆を300gを1ハゼ終了まで。

色は明るめ。67.3。
ローストカラー

基本的にはCOFFEE ROASTING by Scott Rao書籍に紹介されていた焙煎方法にてテスト焙煎しました。

1.
CHARGE-DRY ENDまで豆量に適した最大火力

2.
FC START(1ハゼ=ファーストクラック)前で火力下げ

3.
RORクラッシュ、フリップが起きないように火力を徐々に下げていきDROP。

書籍に紹介されていたのと同じようなロースティングカーブを再現できたかと思います。書籍では「膨大なサンプルデータを検証していった時に結果として同じような焙煎曲線が多かった」というもの。写真はマックの最新版Monterey12.0.1ですが、古いバージョンも可でした。ウィンドウズもかなり古いバージョンでも動きました。
Artisan

テイスティングも全く問題なし。今まで焙煎教室では日本式の手書きによる焙煎記録でしたが今後はこのアルチザン(Artisan)を使った焙煎になります。

こちらの記事は次のページにまとめています。
焙煎データロギング

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