オーダースタンプ のデザインを変更中です。精製、焙煎度合い、豆名、豆か粉か、容量を3cm角のスタンプ内で作っていましたが更に、アグトロンカラー、英語表記豆名、品種、標高を追加しました。
1)精製(Method:)
2)SCAAカラー
3)国名(Origin)英語&カタカナ&規格
4)品種
5)標高
6)販売豆or粉
7)容量
実にこれだけの焙煎豆情報をわずか3cmのスタンプの中にデザイン。一般的な焙煎店では、お金をかけてパッケージ印刷やパソコンのラベルプリンタで作ったり(豆の種類を考えると大変な作業です)、手書きで作っていますが、当店では詳細な豆情報をオーダーごとにスピーディにスタンプしてからパッケージを作ります。あらかじめ普段仕入れている数十種類もの世界各地の農園豆情報をフォーマット化デザインし追加対応できるようにしました。
これまで焙煎度合いは、「ライト←ミディアム→ダーク」表記で当店のローカルルールでした。焙煎士である私が毎回「勘」で目測でCHECKしていましたが、SCAA準拠のカラースケールを導入したので正確に焙煎度合いを数値にて測れるようになり世界標準化です。去年Qグレーダーの合宿トレーニングを受け、その時に使う豆のカッピング時の焙煎度合い条件が「Agtron”Gourmet:63″」でした。このためSCAA準拠のAgtron Analyzerが必要不可欠でしたのでやっと導入できました。探すと5機種ほど存在しそれぞれの特徴や価格で比較検討していましたがLighttells CM-100という装置にしました。今時珍しいオレンジのLED表示が特徴です。
SCAカッピングフォームと一体化したプロファイルにて毎回焙煎記録表を書いています。
水抜きやハゼのチェックなど細かく書き込めなおかつコンパクトに。1ハゼと2ハゼは焙煎曲線の独自仕様。焙煎時にハゼのどのあたりというのを毎回メモ書きしていましたが曲線のどこにチェックを入れるかで一目瞭然。そして裏面にはSCAA準拠のカッピングフォーム。カッピング&テイスティングしながら、フレグランス&アロマ、フレーバーから始まり、オーバーオールで採点しています。
テイクアウトカップなどにQRコードスタンプ化を考えています。コーヒーについては語り始めると長くなるため、極力店頭では説明を避けていますが、ついつい話しがち。QRコードで読んでもらえればサイトに飛べるのでコーヒーの説明をスマホで見てもらえればOK。曲面でも読み取り可能です。
ショップカードもQRコード化。白地に黒、黒地に銀も読めます。
オーダースタンプはデザイナーである当店独自のサービスです。