自家焙煎珈琲とコーヒー豆販売

カテゴリー: 店舗造作 Page 1 of 6

入口扉改装工事完了

前回のBLOGから約10日経ちガラスが届きました。

ガラスを入れるための窓枠です。切り出したタモ材、集成材にルーターで溝彫り加工しました↓。
窓枠DIY

1cm彫っています。木材に溝を彫る作業は結構大変で、木屑の量と音がすごいです。特にタモ材のような硬い落葉樹は爆音です。超高速回転するルーター刃は危険で慎重に作業しないと大惨事になります↓。
窓枠DIY

窓枠溝に強化ガラスをはめ込みました。6mm厚ガラスに対して6mmのルータービットで溝彫りしてます。ガラスは5年前にもネットで注文したことがある大阪のコダマガラスさん。チャットで急いでる旨を伝えやりとりし即対応してくださり仕事が早く親切丁寧で他と比較してリーズナブル。ありがとうございました↓。
窓枠DIY

扉類につける鍵、塗りラッチという金具らしいですが、鉄でできていて錆止めのためか銅色が塗られています。他にも微妙な緑だったり白だったりでイメージに合わず、塗りラッチの色は剥離材で剥がします。塗らないラッチという製品を出して欲しい↓。
塗りラッチ

綺麗に剥がれて鉄の地肌に。見違えるように美しくなりました。素材感がお気に入りです↓。
塗りラッチ

窓枠と開閉式扉に必要なパーツ類を並べてみました↓。
窓枠パーツ類

畳んだ時に干渉しないようにフラットな面になるよう全部ザグリ作業↓。
塗りラッチ

この丁番は本来は横開き用ですが縦に使います。素材は鉄ですので経年で錆る予定です。開いて自重でバタンって当たった時に衝撃を緩和するため車のボンネット用などのゴム材で保護。音がしないよう何度もテストしながら完成↓。
窓枠DIY

こんな具合に2段階で畳めます↓。
窓枠DIY

シャッターを閉めた時に店内から鍵を閉められるように折りたためるようにしています↓。
窓枠DIY

また、近い将来、ここにノートパソコンを置く必然性が出てくるためちょうどMACBOOKPRO13INCHが乗るスペースにもなります↓。
窓枠DIY

扉の取っ手は3/8インチボルトネジ。既製品に思うような部品がありませんのでこのようなネジ金具を流用↓。
窓枠DIY

シャッターを閉める時にぶつからないようわずか0.5mmの隙間。ボルトなので微調整が効きます↓。
窓枠DIY

メインの工事日がちょうど雨で、雨よけの覆いをかけたり塗装が乾かなかったり予定よりも日数がかかってしまいました↓。
窓枠DIY

ガラス窓は何度もシミュレーションしましたのでスムーズに取り付けることができました。窓枠内側を塗装&外側コーキングするためのマスキング↓。
窓枠DIY

完成した新しい扉。開放的です↓。
窓枠DIY

ガラスは90度開きます。周囲の空を映す事もできるようになりだいぶ立体的になりました。開閉にはインセットタイプのスライド丁番という金具を使っています。他に全かぶせ、半かぶせタイプがありますがインセットは取り付け面に対してフラットな扉となります。取っ手のボルト類は手書きレタリング看板を吊るすための金具も兼ねます↓。
窓枠DIY

店内から。来月この場所に機械を置くためこの風景が見られるのは1ヶ月未満です↓。
窓枠DIY

正面から外観図。約4年経った木材類との調和を図りながら細かく開閉する扉類。お客さんからはまるで忍者屋敷のようと言われまして、かつて江戸時代に作られた忍者屋敷に行って感動したことがあり、いつか作ってみたいと思っていましたので今回夢が一つ実現しました。
ザグリ珈琲外観

ようやくこれで次の作業にとりかかれます。24mm厚構造用針葉樹合板(ラーチ合板)3枚を使って工作します↓。
ラーチ合板

カフェの入口

入口扉改装工事その1

店を作って今年2021年は5年目になります。その後何度か店内改装を繰り返し、最初の頃に比べると内装、珈琲機材類含め全く別物になりましたが、扉は変わっていません。開店当初2016年に一番苦労して作ったのがこの入口周りです。何度も挫折しそうになりやっぱり専門の業者に頼むしかないという状況でしたがなんとか自力で完成させました。特徴は開閉式の扉でして、開いて倒すとそのままテーブルになるようになっています。普段は目隠しになり外からは店内が見えません↓。
開閉式扉

年に2回ある商店街のお祭りの時だけ開き、屋台をするのにちょうど良い作りにしていましたが、コロナ事情によって催されなくなりましたので意味のない作りになってしまいました。そこでスライド丁番という金具を使って外側にガラス戸が開く形式にするべく試行錯誤中です。スライド丁番は主に家具や小箱の蓋の開閉をスムーズにさせる金具で、開く形式が全被せ、半被せ、インセットという3方式がありますがインセット方式にします。理由は閉じた時の外面をフラットにしないと、シャッターが干渉して閉まらなくなってしまうため↓。
スライド丁番

まずは卓上丸ノコなどを使って試作木材切りだし。この卓上丸ノコは優れもの。0.1mm単位での超精密な切断作業ができます。しかも24mm厚ラーチ合板やタモ材のような硬質材でも十分なトルク↓。
卓上丸ノコ

スライド丁番を取り付けるための26mm直径のザグリ作業。木材などに「穴を貫通させずに凹みを作ること」をザグリと云います。店名の由来の一つでもあります↓。
ザグリ作業

最初はラーチ合板24mmで試作しましたが厚すぎて開きませんで失敗。結局20mm厚のタモ材。硬いのでスライド丁番金具の取り付け強度も十分。杉などの針葉樹ではガラスの入った扉の自重に耐えられず金具取り付け部分が破損してしまうでしょう。タモ材は、開店当初棚板に使っていて余った素材の流用です。写真のようにミリ単位での正確な工作精度が求められます。説明書ではザグリ穴と際の隙間は3-5mmの間とのことでしたが5mmでは全くダメで3mmがギリギリベストフィット↓。
木材切り出し

切り出した窓枠材をL字金具などで接続し窓枠として仮組みしました。デザイン的に窓枠はなるべく細くしたいところですが、5mm厚の680mm×445mmの強化ガラスをはめ込むための溝を6mm厚深さ10mmで確保するとして、4隅の接続に6mmダボ接続を2箇所付けるとしての限界値は40mm。上下はタモ材、側面はラーチ合板18mm↓。
扉仮組み

何度か取り付けてやっと開くようになりました。本来は家具の扉など15mm厚ほどの木材を想定しているためか20mm厚の材料では開かず上端はサンダーで削ることによりようやく、0度、45度、90度で開ける構造になりました↓。
開閉式扉

仮組みが成功したため、ガラスを発注しました。納期が10日位かかるとのことなので造作は一旦ストップ。後日再開に続く。

富士珈機R-440

珈琲グラインダーレストア2

だいぶ間が空いてしまいましたが、珈琲ミルのレストア続きです。ヴィンテージグラインダー修復作業は同時に4−5台進行しているためわかりにくいでしょうから今回はFuji-Royal R-440の古めの機種を紹介します。

モーター部分や台座部分など全部バラしてから赤いペンキを剥がすところまでは進んでいました。今度はボディの金属表面磨きです。インパクトドライバーにワイヤーブラシを装着してひたすら磨きます。
富士珈機R-440

豆投入口は入念にポリッシュ。コーヒー豆がスムーズに落ちる予定。

富士珈機R-440

グラインダー内部は手で磨きました。
富士珈機R-440

台座は鉛製です。鉛はポリッシュが効かないため、荒削りで仕上げます。ちなみに各部材は重量のある万力でがっちり固定してます。
富士珈機R-440

ネジやスイッチ類は全部新品に交換します。
富士珈機R-440

綺麗になった内部。
富士珈機R-440

ボディもピカピカ。エンジンみたいな質感です。
フジR-440

続く。

店内棚などを増設

店をオープンして4年目です。改装は頻繁におこなっていますが今回は棚の増設をしました。コロナ騒動でカウンターフロントに塩ビのバリアを張っていたのですがいまいちな感じでしたのでやり直しました。

ザグリ作業
ザグリ作業。店名の由来にもなりましたが、絹糸を巻き取る装置以外に木工用語で「貫通させずに木材などに穴を空ける」ことをザグリと言います。

木材カット作業
木材カット作業。毎回木屑との戦いです。ちょっとしたカットでも木屑は出ますがザグリ作業では驚くほどの量の木粉が出ます。

コーヒー豆置き台
珈琲豆のサンプルを置く台を作りました。本当はシャーレなどを使いたいのですが何しろ店が小さいのでなるべくスペースを取らない工作物です。レジフロント回りカウンターは2段構造とし下からCHECKとメニュー、上段にはサンプルや小さめの物販スペース、コロナ対策透明塩ビシート貼りは簡単にかける方式にし常に清掃除菌できる状態。

レーザー墨出し
最近は水平垂直だし作業はレーザー墨出し機にて。思えばこれがない頃は天井から垂直錘を吊り下げてペンで印を付けてと大変でしたがレーザーにしたところ作業が捗るようになりました。

レーザー墨出し
新設棚の取り付け。垂直を出している様子。全ネジを吊り下げるだけにしてましたが下部分まで貫くようにしました。今まで軽いものしか置けませんでしたが重いものも置けるようになりました。


8種類のコーヒー豆の袋を置く場所を作りたい。

コーヒー豆パッケージ
90cm幅の棚下にネジで針金を張り、クリップで吊り下げる装置。左から煎り目の浅い順に並んでます。パッケージの袋置き場も結構場所を取るためディスプレイも兼ねた画期的なアイデアかと思います。

床のペンキ塗り
店内の白内装は写真スタジオの白ホリ並みにしょっちゅう塗装。当初床はつや消し仕上げでしたが最近は艶あり、壁を艶消しで。

間接照明
床は間接照明で光るように艶あり塗装。

マキタの工具箱
DIY工事に使う工具は全て店内のベンチスペースの下に格納されるように作ってます。これだけの量の工具箱です。

オゾン発生器
コロナ対策のため業務用オゾン発生器を付けました。この店のある場所は何十年か前(地主老人の話によると約70年以上前)は田んぼだったようです。店の床工事中は水が吹き出してきて慌ててコンクリートで穴を塞ぎました。今でも湿気や小虫の発生が多いのはそのためでその分、風のぬけがよく心地よい場所でもあります。オゾンによってさらに快適な場所にするのが目的です。

江戸時代の古地図
最近は便利なアプリ(大江戸今昔めぐり)もあって自分が今いる場所の江戸時代の古地図がGoogleマップで示されます。店の場所は川の中洲だった模様。どうりで大雨の日が考えられないような洪水状態。行政のハザードマップでは水没地帯のようですが近年の地下水設備工事によって改善されている模様。

今年は集中豪雨が来ないでほしいです。

コーヒーグラインダー

珈琲グラインダーレストア

古い昭和時代の珈琲グラインダーを入手しました。フジローヤルのR-440という現行機種でもある業務用です。

フジローヤルR440とマールクーニックEK43S

全部分解中です。
フジローヤルR-440分解

赤い塗装を剥離。
Fujir440

モーターバラし。
フジローヤルR-440グラインダー

銘板を剥がしました。古い機種はリベットで何箇所も頑丈に打ち付けられ外すのに苦労しました。
フジローヤルR-440

脚も外しました。重いはずです。なんと鉛でできてました!
フジローヤルR440

外した銘板。
フジローヤルR440

塗装を剥がすと美しい真鍮が姿を現しました。昔から古いレンジファインダーライカタイプのレンズや自転車、腕時計などを分解レストアしてますが決まって銘板や刻印が美しい。最近の機種は銘板が樹脂製だったりシールだったり残念な仕様ですがこのフジローヤルR440の銘板は感動ものです。
フジローヤルR440

新旧、大小グラインダー勢揃い。豆によって使い分ける予定です。
コーヒーグラインダー

Fujiroyal-r440

刃物を磨く12000番相当の超微粒子研磨剤でピッカピカに磨き上げた真鍮製銘板。シリアルまで刻印になっている初期型銘板はもはや芸術品レベル。後年のものや現代の銘板は印刷になってしまっているのが残念。

古いフジローヤルよりももっと古い今はなきメーカーのビンテージグラインダーも入手。この銘板はフジのものより刻印が深く素晴らしい。
ビンテージグラインダー

グラインダーレストア改造は続きます。店内では分解された進捗状況がご覧になれます。

 

 

ザグリ珈琲

改装工事完了

ザグリ珈琲
約1ヶ月近くかかった改装工事が完了。焙煎機は店奥に移動しました。

ザグリ珈琲店内
テーブル席と店主との対面カウンターを廃止、スツールベンチ席と壁面カウンターのみとしました。焙煎機がなくなった分スッキリしました。

ザグリ店内
サイズの異なるスツールを作り折りたたみ式のサイドテーブルと組み合わせ。

ザグリ珈琲店内

カウンター上の棚にはLEDを埋め込み、エスプレッソマシン類を照らします。超光演色RA+90型LED5000ケルビン灯を太陽光充電可能な次世代型高性能リチウムイオン2次蓄電池仕様。

 

ザグリ店内

カウンター上の釣り棚の表面にもLEDを設置、反射しやすいよう銀色に塗装しオールチタンフレームのブロンプトンをディスプレイ。

ザグリ店内

客席下スペースはちょうどブロンプトンが収まるように作りました。

ザグリ店内

改装に伴い珈琲設備を増設。ドイツ製のEK43をカスタマイズしているところ。

改装にあたり都内の個人バリスタカフェなどを視察しました。空間を有効に使いサイドテーブル型のベンチ席の店がいくつかありまして参考にしました。

改装工事

店内改装工事進行中

1週間の予定だった改装工事はその後直したい箇所がどんどん出て3週間経ってしまいました。

それも間もなく終わります。3年前初めて店を作った時は大変でしたが今回は、3年経過して不便だった箇所を修正していく作業になりました。

間口が2.5mという制約上客席の配置が結構難しかったのですがそれよりも床の歪みや平坦ではないのが椅子のぐらつきになってしまっていたので修正。

床にセメント流して平坦化作業。

スツールは、ネジ孔修正。

ザグって修正。

仕上げ。

スツール足裏にはクルマのボンネット用頑丈なゴム足。

スツール完成。固定脚バージョン。

今回大きな変更として焙煎機の移動です。ついでに掃除。

焙煎機台を造作しました。下には引出し式で左右計100kgの生豆が収納でき台には100kg超の焙煎機が乗りタイヤを付けて移動できるようにしました。今までベンチ席だった30ミリ厚のタモ材や24ミリ厚ラーチ合板、中には鉄アングル骨組でかなり頑丈です。作るのに3日掛かりの大作です。

焙煎機移動完了。台も設計通りばっちり決まりました。もうひとまわり大きな焙煎機が乗るようにもなっています。

全てのスツール類完成。折り畳み式のも作りまして、畳半畳分のスペースに置けます。下には店舗を造作した全ての工具箱を格納できるようにもなっています。家一軒建てられる種類の工具が詰まってます。

客席サイドテーブル取り付けのレベル出しはレーザー墨付で正確に平行を取ります。

当店は、特殊でして全ての製作一切を自前です。
やっと完成が見えてきましてこうしてブログ書いてる余裕が出てきました。続く。

店内改装工事

阿佐ヶ谷のカフェ・ザグリは開店から3周年です。全てDIYで棚の追加などちまちま追加工事してましたが今回大規模な改装をすることにしました。

まずは、カウンターの縮小です。ブロック崩し。作るのは大変でしたが壊すのはもっと大変です。
コンクリートハンマーで半分破壊。

残った筋棒を撤去して床の整形。

同時に1/10スケールの精密模型作り。3年前の開店時、図面のみで作ったためか日々の業務でこうすればよかった、ああすればよかったと反省点があったので今回は模型を作りながらシュミレーション。

スツールやテーブルなど全て自作します。コンパクトに折り畳み、格納できる設計です。

DIYでコーヒーを楽しむ本

DIYでコーヒーを楽しむ本

表題のムック本にて紹介されました。取材されたのはだいぶ前ですが見本誌が届きました。

DIYでコーヒーを楽しむ本
表紙。自家焙煎、セルフドリップ、便利な道具作りまで。DIYでコーヒーがもっと楽しく、もっとおいしくなる。

DIYでコーヒーを楽しむ本
ドリップのページにて紹介。夏前頃取材された時のものです。

DIYでコーヒーを楽しむ本
手動改電動ミル。以前にDOPA雑誌で取材された時の再掲載になります。

DIYでコーヒーを楽しむ本
家カフェを実現するためのリノベーションアイデアページに掲載。内容は以前にDOPA雑誌で取材された時の再掲載になります。

DIYでコーヒーを楽しむ本
店内造作の数々。夏前に取材された内容。2時間位で終わると思っていた取材でしたが造作箇所はたくさんあるため結局半日がかりでの取材でした。細かい造作や写真撮影など丁寧に紹介されてます。ちょうど三年前頃に造作真っ最中でした。懐かしい。

半年間に渡る店舗造作は全てスマホで写真撮りながらBLOGで記録していたため出版社さんへ造作記録としてスムーズに資料を共有することができました。

ZAGURI店舗のDIYブログ

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