9月末は毎年恒例のSCAJのイベントでした。例年だと見るだけだったのですが今回はRMTSというチーム焙煎大会イベントに初参加しました。

SCAJ2025
SCAJというのは副題「Worls specialty coffee conference and exhibition」、国内外の珈琲関連企業がビッグサイトに集結しての展示会で今年は4日間に渡って開催されました。毎年見に行ってはいますが今年は今までよりも人数が多く感じ、珈琲に関心のある方が増えているのではと思いました。

焙煎機コーナー

まずは一番見たい展示の焙煎機です。

プロバット5KG。憧れの焙煎機です。
プロバット3kg

べスカ1KG。釜回転、風量も変えられ、クーリング性能も充分。これでこの価格なのですからコスパ高いです。
べスカ

ハマ珈琲のサンプルロースター。300gですので競合はディスカバリー。釜回転と排気風量可変で65万円。
ハマ珈琲

今、一番欲しい焙煎機S7X。名刺交換し仕様や価格などを聞くことができました。
ストロングホールド

なんとイタリアのIMFがひっそり展示されており、テスト焙煎もできました。さすがイタリア製だけあって金属の質感といいデザインといい焙煎機というよりかはスタイリッシュなエスプレッソマシン、或いは80年代のオートバイのような筐体ですが写真撮影はNGでしたのでパーツ部分だけ。IMFを日本で見れるそして焙煎できるとは思ってもみなかったので感激しました。IMFとはLoringを凌ぐとも言われる完全熱風式の焙煎機。サンプルロースターの小型なものから大型プラントまで揃っており展示されていたのは一番小さいのから2番目に小型の電気式。日本では未導入なロースターブランドですがもし買えたら日本第一号です。ストロングホールドにするかIMFにするかしばらく悩みそうです。
IMF

SCA

なんと!?今年はSCAがブースを出しています。一番見たいブースでした。朝イチ一番のりで世界チャンピオンが目の前で珈琲を淹れてくれました。
SCAJ2025
SCA
抽出した珈琲を簡易的なCVAシートで評価する。
SCA2025
https://sca.coffee/sca-news/cva-in-action-descriptive

評価した後にくじを引き、見事当たってしまいました!
SCA

RMTS2025

RMTSとはローストマスターズチームセッションの略、何年も前から行われているチーム焙煎大会。日本を北海道から九州沖縄地区までエリアで分けてチーム同士で焙煎の味を競うというもの。関東Cチームでの参戦で、3−4回チームメンバーで集まってエントリー豆を決めていきました。毎日飲みたくなるような飽きのこないシンプルなブレンドを作るようなことがテーマです。
RMTS2025
こんな感じでチームごとにプレゼンが行われます。

RMTS2025

大プロジェクタに投影してのプレゼン。与えられたケニア、グアテマラ、ブラジルの豆の配合比率を変えてブレンドするというもの。他チームのデータがかなり勉強になりました。

RMTS2025

結果は4位とちょうど中立的な位置に。可もなく不可も無くシンプルなブレンドということではちょうど中間のブレンド位置という結果でした。真ん中は審査員でもあった去年のJCRC覇者大貫さん。

RMTS2025

いつもは見るだけでしたがSCAJの大きなイベントの裏側も少し見ることができました。会場の運営に携わった方々お疲れ様でした!

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