古い昭和時代の珈琲グラインダーを入手しました。フジローヤルのR-440という現行機種でもある業務用です。
全部分解中です。
赤い塗装を剥離。
モーターバラし。
銘板を剥がしました。古い機種はリベットで何箇所も頑丈に打ち付けられ外すのに苦労しました。
脚も外しました。重いはずです。なんと鉛でできてました!
外した銘板。
塗装を剥がすと美しい真鍮が姿を現しました。昔から古いレンジファインダーライカタイプのレンズや自転車、腕時計などを分解レストアしてますが決まって銘板や刻印が美しい。最近の機種は銘板が樹脂製だったりシールだったり残念な仕様ですがこのフジローヤルR440の銘板は感動ものです。
新旧、大小グラインダー勢揃い。豆によって使い分ける予定です。
刃物を磨く12000番相当の超微粒子研磨剤でピッカピカに磨き上げた真鍮製銘板。シリアルまで刻印になっている初期型銘板はもはや芸術品レベル。後年のものや現代の銘板は印刷になってしまっているのが残念。
古いフジローヤルよりももっと古い今はなきメーカーのビンテージグラインダーも入手。この銘板はフジのものより刻印が深く素晴らしい。
グラインダーレストア改造は続きます。店内では分解された進捗状況がご覧になれます。