焙煎された珈琲豆を鑑定するには、カッピングプロトコルに準拠していることが必要です。
JAVALYTICSによる計測の機会がありました。
私が普段使用している計測機器はAGTRON色対応のライトテルズですがWhole色数値にずれがあることに気がつきました。レギュレーションに合わせて焙煎していたはずなのですがグレーダートレーニングでの検体との焙煎度の差の原因がわかりました。そこでJAVALYTICSでの計測値に合わせて豆と粉の計測数値を別々にキャリブレーションすることにしました。
JAVALYTICS
JAVALYTICS計は今現在日本円で50万円位↓。
測定場所がインナータイプの機種が72万円位↓。
AGTRON
アグトロンという計測の元となった本物のAGTRONはベーシックモデルで170万円位↓。
ハイエンドモデルで270万円位↓。
私はデザイン業界に永く席をおいてきました。その重きは色に関する分野です。有名化粧品ブランドでのファンデーションやリップの色、印刷最大手にも所属経験がありますので微細な色校正については専門的知識と経験を有します。その経験を活かし計測機器のキャリブレーション中です。
なんとXXポイントもズレていたのです!
AGTRON計は日本円で25万円以上と非常に高価でした。本物のアグトロン社製品なら信頼できる数値でしょうけどこの機材の測定値を過信していました。早めに気がついてよかったです。
複数のアナログ色見本帳を併用し校正ています。コーヒー豆の焙煎度合いはもっとも重要度が高いです。特に鑑定レギュレーションでは厳格な決まりがあります。もしご自分のアグトロン計が不安な方はぜひローストマスター焙煎教室へ。