ブロンプトン 多段化中です。数日前まではリアディレイラーはオリジナルタイプのテンショナー型外装でした。変速に特に不満はありませんでしたが樹脂製ののっぺりしたデザインがイマイチでしたので穴を開けて肉抜き加工しました。この樹脂製にする前はアルミ製の外装ディレイラーでしたが変速がうまくいかなかったためこの樹脂製になりました。
こんな具合に軽量化。
試走、変速特に問題なく快適でした。
しかし、オリジナルのテンショナー型ディレイラーではなくロード用などの一般的なリアディレイラーを着けてみたくなり試行錯誤の上、完成。作業工程は写真を記録する余裕もなく大変な作業でしたのでいきなり完成形の写真です。この薄いカーボンサドルは軽いのは良いのですがケツが痛くて3分くらいしか持ちません。競輪用並みです。
さらに改造したくなりました。シートポストはチタン製でしたがカットし、下部分をカーボンを継ぎ足して軽量化しました。
チタン製のシートポストを計量したところ単体で247.5g。そんなに軽くありません。アルミと大差ないと思います。
そこで、カーボンにしました。だいぶ前に海外から注文したのが忘れた頃に届きました。サドルの留め具と合わせて50グラム以上の軽量化に成功。
早速多摩川ロードサイクリングに出かけました。競輪場、京王閣をバックに写真撮影。チェーンリングは自転車の顔、夕日に映えます。薄っぺらいカーボンサドルが長時間運転には耐えられないため、ブルックスの座りやすいカーボンサドルに変更。その分重くなりましたが乗りやすさは格段に向上。
リアディレイラーは半世紀前の幻のリアディレイラー「三光舎プロキオン」。ブロンプトンのフレームのデザインにぴったり。変速も快適です。変速レバー周りなどは後日紹介します。
ブロンプトンにロード用のリアディレイラーを魔改造した人だけしかわからないとは思いますが、畳んだ時にチェーンがダラーンとたるむという致命的な欠陥があります。せっかくのブロンプトンのディレイラーテンショナー構造で折りたたんだ時の便利さが失われるのでやらなきゃよかったという場面です。市販のチェーンフックなども試し何日か試行錯誤した上で解決したのがサドルにs字フック。イケアのやつが一番しっくりきました!これで輪行もバッチリで外装多段化への道が開かれました。
ブロンプトンに合わせるとなるとディレイラーのデザインも問われます。この三光舎プロキオン以外にも似合いそうなディレイラーがあるのでいずれ装着してみます。