2025年04月01日 04:29最新の情報です

焙煎データロギング

焙煎データロギング

アルチザン接続、富士ローヤルの排気温度センサー増設、プローブ位置変更工事対応しております。電話やメールなどの質問にはお答えすることができません。また、来店しての相談のみも不可です。焙煎教室時にご相談、または継続して当店を利用しているお顔の見えるお客様(Very Important People)であれば優待価格にて工事可能です。

富士ローヤルにアルチザンを接続

富士珈機の1kg焙煎機にロギングソフトをつけました。フジローヤルにはロースティングコンパスという純正ソフトがありますがArtisanを使いました。

※ローストデータロギングソフトの呼び方について:ローストロガー(Roast Logger)、ロースティングコンパス(Roasting Compass)とも特定のブランドの専用ソフトの名称になっているようです。日本語では「焙煎記録」という意味です。文中、ロギングソフト(Logging Soft)、データロギング(Data Logging)、ローストロガー(Roast Logger)、ロースティングコンパス(Roasting Compass)など混在する場合がありますが全て同義語です。

ロースティングカーブ完成

テスト焙煎1バッチ目。
Artisan
ブラジル豆200gを2ハゼまで。

色は深め。44.8。
ローストカラー

テスト焙煎2バッチ目。
artisan
ブラジル豆を300gを1ハゼ終了まで。

色は明るめ。ライトテルズで67.3。
ローストカラー
1.
CHARGE-DRY ENDまで豆量に適した最大火力

2.
FC START(1ハゼ=ファーストクラック)前で火力下げ

3.
RORクラッシュ、フリップが起きないように火力を徐々に下げていきDROP。

書籍に紹介されていたのと同じようなロースティングカーブを再現できたかと思います。書籍では「膨大なサンプルデータを検証していった時に結果として同じような焙煎曲線が多かった」というもの。写真はマックの最新版Monterey12.0.1ですが、古いバージョンも可でした。ウィンドウズもかなり古いバージョンでも動きました。
Artisan

テイスティングも全く問題なし。今まで焙煎教室では日本式の手書きによる焙煎記録でしたが今後はこのアルチザン(Artisan)を使った焙煎になります。

排気温度(ET=Exhaust Temperature=エキゾーストテンパラチャー)増設

富士ローヤル焙煎機の1kg機は豆温度は測れますが、排気温は測ることができません。以前使っていたナナハンは排気温計が付いていたのでロギングソフトは繋ぎやすいでしょう。

RoRとは温度上昇率のことです。


豆温度にプラスして排気温度(ET=Exhaust Temperature)のセンサーを増設しました!
熱電対

排気温度ET(エキゾーストテンパラチャー)、豆温度BT(ビーンテンパラチャー)ともリアルタイムにArtisan(アーチザン)上で表示されるようになりました。
artisan

ロースティングカーブ完成

完成。豆温、排気温、豆温ROR、ガス圧表示。センサーチャンネルはまだ余っているため表示可能ですが意味がないため表示項目を絞っています。ダンパーは基本的に操作しないですが、富士ローヤル1kg機は1モーター式でクーリングの際はダンパーは閉じます。そのためダンパー変更項目も追加します。

Artisan

少量焙煎で正確な豆温度を測定できる改良工事も承ります↓。
fuji R-101の豆温度センサー位置変更

ロギングソフトは再現性を目的に利用します。同じような焙煎度合いを過去記録に沿って比較再現やスタッフ間で共有するためのものです。焙煎に慣れていて、自身の経験や勘、匂いなどの要素で焼いている人には必要ないとも云えるかもしれまん。


メールや電話による接続方法の細かい質問にはお答えすることはできませんが直接ご相談いただければお見積もり可能です。

ギーセンプロファイラー

当店のギーセンW1AではGIESEN社純正のGiesen Profilerを使用しています。ギーセンの小型機、W1Aは火力以外にドラム回転や内部風量のパスカルを変えることができます。プロファイラーを使うとパソコンで制御することが可能です。
ギーセンプロファイラー

アルチザン接続、富士ローヤルの排気温度センサー増設、プローブ位置変更工事対応しております。電話やメールなどの質問にはお答えすることができません。また、相談のみも不可です。焙煎教室時にご相談ください。

2025年フジローヤルインバータ化着手しました。
フジローヤル焙煎機インバータ化その1

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