コロンビア・エルパライソ

コロンビア・エルパライソ

2025ニュークロップコロンビア エルパライソ ライチ アナエロビックW

エルパライソ農園は2018年にはダブルアナエロビックで精製されたコーヒーでCOE10位(スコア89.79)入賞し、10位ながら1位を凌いだ最高価格で落札され話題になった農園でもあります。フレーバーコントロールと再現が難しいと言われるアナエロビック発酵で完全に制御された発酵プロセス、サーマルショックと呼ばれる独自の洗浄など、現在のコーヒー生産における最先端の処理が行われており世界的に注目を集める農園です。
エルパライソライチコーヒーカード

この珈琲はフローラルフレーバーでバラやキンモクセイ、マンゴーや、ピーチ、バニラなど甘い香りと柑橘系のアシッド感もありまるでフレーバーティーのようなコーヒー。

エルパライソローストプロファイル

焙煎は香りが最大限に出るようギーセンの強い火力と高回転高速排気で浅く焼いています。ファーストクラックは6分台、デベロップメントタイムは1分以内で限界までフレーバーコントロール。アグトロン値はW60台、G70台でかなり明るく仕上げています。
エルパライソのアグトロン値

[ザグリ珈琲のエルパライソカッピングノート]
Mango,Peach,Tropicalfruit, Jasmine,Rose, Floral,Kinmokusei,Vanila,
Bright Acidity, Clear after taste
ザグリ珈琲のカッピング評価88点前後。

ザグリ珈琲の豆カード

収穫後のプロセスは標高1,930mのEl Paraiso農園で行ない、発酵過程では、チェリーのまま18度の温度下で48時間嫌気性発酵し、脱果肉後19度で再度96時間の嫌気性発酵。水洗工程では、まず40度のお湯で洗った後12度の水で再度洗っています。乾燥工程では、温度35度、湿度25度の環境下で34時間乾燥させ、水分値11%にしています。

豆名:
Name
コロンビア エルパライソ アナエロビックW
生産地:
Region
Cauca カウカ県ピエンダモ地区
農園:
Farm
エルパライソ
農園主:
Farm
Diego Samuel Bermúdez (ディエゴ・サムエル・ベルムーデス)
標高:
Altitude
1750masl
品種:
Varietal
Castillo
精選:
Process
Double Anaerobic Fermentation washed ダブル嫌気性発酵水洗式
Tasting notes Mango, Lychee, Peach,Tropicalfruit, Jasmine,Rose, Floral,Kinmokusei,Vanila,Bright Acidity, Clear after taste

Diego Samuel Bermúdezは2006年にコーヒービジネスを始め熱意をもってコーヒーづくりに取り組んできました。今ではコロンビアのアナエロビックの第一人者と呼ばれています。現在はポストハーベストでの味づくりを徹底的に研究し、嫌気性発酵や独特の乾燥方法を用いて新たなフレーバーを創り上げ、年々その名を世界に拡げています。

エルパライソについて詳細

エルパライソはディエゴサミュエルが代表を務める家族経営のコーヒー農園です。コーヒー加工技術の研究と革新が常に行われています。
エルパライソラボ
ディエゴサミュエルとその家族は、他に類を見ない高品質のコーヒーを作るために協力してきました。彼はコロンビアで、様々な微生物や酵母を加えて嫌気性発酵の実験を始めた最初の農家の一人です。

ディエゴサミュエル

今では再現性のある様々な味作りのプロファイルを開発しており、需要に応じて作ることができます。清潔で制御されたほとんど工業生産とも言えるスタイルの加工方法がこれを可能にしています。コーヒーの加工はディエゴが開発したフレーバープロファイルに合わせてプログラムされており、発酵および乾燥段階で様々なプロファイルに沿って、決められた時間、正確な温度で乾燥させています。ライチやライムはこれらのプロファイルのうちの1つです。

エルパライソ

コーヒーチェリー

コーヒーチェリーは生化学的構成において複雑な果実であり、品種ごとに特徴的な感覚プロファイルを与える機能的な化合物が多く含まれています。
エルパライソラボ
このチェリーには4つの主要な部分から構成される形態があります:パルプ、粘膜、種子1。 私たちはパルプを見ます、その主な機能は内なる種子を守ることであり、同時に香りと味の先駆けを多く含んでいます。 2. 私たちは、大量の先置きがパルプに保存され、革新的な方法で乾燥したコーヒーチェリーを見ます。それらの先置きを私たちのプロセスで使用することができます。 3. 私たちは、粘液に伴う生化学的変化と、コーヒー豆の入り方についての図= 4、5、6。 コーヒープロファイルのより良い変調を可能にする発酵の前身を得るためにプロセスを変調する方法。
エルパライソラボ

エルパライソラボ

エルパライソラボ

コーヒーチェリーは、皮に付着しているすべての微生物を除去するために、濾過された水で徹底的に洗浄されます。その後微生物が投入され温度とpHを管理しながら発酵をコントロール。温水と冷水を使用したサーマルショックプロセスにより、エッジの効いたフレーバーとアロマが確実に豆に浸透していきます。自然なコーヒー発酵のための栽培メディアの変数を測定・制御できるバイオリアクター↓。
バイオリアクター
Indestec se encarga de fabricar las ideas para innovar e investigar constantemente la evolución de la caficultura.
排水処理設備
エルパライソの排水処理設備

2015年以来エルパライソは様々な地域や国内のコンクールに参加することで、スペシャルティコーヒー生産者として、高品質なコーヒーの栽培、加工、販売を専門とする家族経営の企業として現在の地位を確立してきました。

コーヒーチェリー
By Diego Samuel Bermúdez instagram / 現在では、Finca El Paraìsoと新しい農園のVilla Rosita、Villa Esperanza、Villa Alejandro等で構成されており、これらの農園はすべてエル・パライソの名前で運営されています。

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