焙煎豆の色とは?
焙煎された珈琲豆を鑑定するには、カッピングプロトコルに準拠していることが必要です。珈琲豆の焙煎度は焼き上がった豆の色を見ます。AGTRON計など専用の機械での計測、目視で判断します。
アグトロン値で正確に焙煎度を測定|Lighttells社製コーヒー豆色度計使用
焙煎度の「見える化」で、誰でも理想の味を再現
当店では、**Lighttells(ライトテルズ)社製のコーヒー豆色度計「CM-100 Plus」などを使用し、焙煎後のコーヒー豆のアグトロン値(Agtron値)**を正確に測定しています。
アグトロン値は、コーヒーの焙煎度を数値で示す指標で、浅煎りから深煎りまで一貫した品質管理を可能にします。たとえば、同じ「中煎り」と言っても、見た目や感覚だけでは判断がブレがちですが、アグトロン値なら±1〜2ポイントの精度で記録・再現が可能です。
▶ アグトロン値とは?
アグトロン(Agtron)値は、コーヒー豆の色を基準化されたスケールで測定するもので、数字が大きいほど浅煎り、小さいほど深煎りを意味します。
焙煎度 | アグトロン値の目安(豆のまま) |
---|---|
浅煎り | 75〜65 |
中煎り | 64〜50 |
深煎り | 49〜25 |
※ドリップ用豆では粉に挽いた状態でも測定可能で、より正確な抽出再現が可能です。
▶ 使用機器:Lighttells CM-100 Plus
当店が使用する「Lighttells CM-100 Plus」は、焙煎士やQC担当者の間で高く評価されているポータブル色度計です。
- 豆または粉の状態で測定可能
- アグトロンスケール表示
- 測定時間はわずか数秒
- サンプルごとの平均値、バラつきも記録可
焙煎教室でも、アグトロン値を共有しながら再現性を高めることができます。
▶ 焙煎教室受講者向け計測サービス
- 自家焙煎をしているが、焙煎の「色」が安定しない
- 業務用でブレの少ない味を再現したい
- 焙煎プロファイルの標準化・共有を進めたい
- 焙煎教室やワークショップでSCAに準拠した指標を使いたい
▶ 当店のサポート内容
- ご希望の豆のアグトロン測定
- ご自身の焙煎豆の色度診断推奨値を示します。
- 焙煎プロファイルへのアグトロン数値の組み込み
- アグトロン測定付き焙煎教室(実施中)
▶ 測定サービスについて
ご自宅で焙煎した豆や、他店購入の豆でも測定可能です。測定結果は以下の形式でお渡しします:
- アグトロン値(豆/粉)
- コメント・目視評価との比較
焙煎の「数値化」で、もっと深く、もっと正確に。
焙煎を感覚だけに頼らず、数値で記録し、再現性を高めたい方へ。珈琲豆鑑定カッピング用の焙煎度は豆色も粉色も数値で決められています。当店のアグトロン計測は、プロも愛用する実測値であなたの焙煎品質をサポートします。
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JAVALYTICS
AGTRONベーシックモデル
AGTRONハイエンドモデル
Agtron社工場での製作現場動画↓。