2.焙煎[ROASTER]


世界大会公式焙煎機ブランド
生豆に熱を加えてコーヒーとして飲めるようにする機械は焙煎機(ロースター)と云います。阿佐ケ谷のザグリ珈琲では高性能業務用小型焙煎機を使用。
GIESEN W1A

オランダ製の半熱風釜焙煎機「GIESEN W1A(ギーセン)」。ギーセンは世界三大焙煎機メーカーの一つでこれは小型焙煎機。ギーセンはコーヒー焙煎の世界大会World Coffee Roasting Chanpionship(WCRC)公式マシンでもあります。


少量の豆はディスカバリー改で焙煎。ドラム回転数を0から100回転くらいまでリアルタイムに変更でき、排気風量もオリジナル比150%くらいまで強力に改造しているためギーセンに近い火の入れ方ができます。

目的の焙煎度合いになったら豆を冷やします。

それぞれの豆はバッチごとに詳細に色とフレグランスの確認。

焙煎しながら即テイスティング。



珈琲焙煎の場合は排気管も重要です。ストーブのように単純ではありません。メンテナンス性にも配慮して設置する必要があります。焙煎機の配管や消防対策についてはプロフェッショナル焙煎教室受講者限定で共有いたします。
また、焙煎機が高性能だからと言って美味しく焼けるわけでもなく焙煎は科学でもあります。私はもうかれこれ7年くらいは焙煎していますがいまだにわからないことが多く壁にぶち当たります。焙煎については「焙煎初期〜水抜き」もお読みください。