阿佐ヶ谷カフェ「ザグリ」店内改装中

阿佐ヶ谷カフェ「ザグリ」の棚

阿佐ヶ谷カフェ「ザグリ」は全てDIYで作りましたが、店内の壁や天井、床は特殊塗料で真っ白に塗ってます。写真スタジオのように定期的に塗らないと汚れが目立ちます。開店してから5回目の床面全塗装。

阿佐ヶ谷カフェ「ザグリ」店内
店内床は艶消し白。白ホリの写真スタジオのように真っ白に仕上げました。

阿佐ヶ谷カフェ「ザグリ」店内
カウンター上天井位置から撮影。床が綺麗。ゴミ一つ落ちていても目立つので常に掃除しています。

阿佐ヶ谷カフェ「ザグリ」のトイレ
キッチンやトイレは艶ありの白塗装で水はけをよくしています。真っ白なのでゴミが見つけやすく掃除がしやすい。

阿佐ヶ谷大雪
東京は珍しく大雪でした。店の前の通りも相当積もりました。

阿佐ヶ谷カフェ「ザグリ」の棚
店内の棚を撤去する予定です。こんな感じで様々なオブジェ的なものが並んでました。

阿佐ヶ谷カフェ「ザグリ」の棚
3日かけて並んでいる機材や書物を撤去。シンプルに盆栽と活版機のみ。

阿佐ヶ谷カフェ「ザグリ」プレオープン

阿佐ヶ谷カフェ「ザグリ」

5ヶ月以上に渡る店舗工事が完了し、本日11月01日 11:01「ザグリ」がオープン。しかし、まだまだ造作する箇所があるのでプレオープンです。

木材と白を基調とした店内↓。
ザグリ店内

ローアングルにて撮影↓。
ザグリ店内ローアングル

入口。この造作が一番大変でした。ガラス窓は引き戸部分も含めて全部同寸法です。引き戸の転がり具合の調整に素人なりの工夫をしています。90mm角材も含めてガラスも鉄枠も全てネジ留め加工を施しているため外そうと思えば全部外せる構造となっています。ちなみに巣箱と間違えたのかミツバチが工事中ずーっと飛びまわってました↓。
入口

窓7カ所は全て外側13mm(厚み1.6mm)角スモール鉄骨材と内側25mm(厚み4.5mm)平鋼で5mm厚強化硝子でサンドイッチ構造。縦454mm×横460mmサイズでカットした硝子を辺のビス留めを同じ位置にし、窓にビスが映っているような造作をしました。この窓ガラスの工事が一番大変だったかもしれない。一度試作を割ってしまったので再度寸法を1〜2mmづつ小さく調整して発注↓。
窓ガラス

13mm(厚み1.6mm)角スモール鉄骨材を一本づつ切り出しポンチで印をつけてドリルでネジ孔空け↓。
13mm鉄骨角材

内側25mm(厚み4.5mm)平鋼をカットして造作↓。
平鋼

一つの窓あたり外側角材4本、内側鋼4本、一本あたりのネジ孔各4カ所、一つの窓あたり内外32本、計7カ所で合計224本ものビス留め。この間口の工事だけで1ヶ月もかかってしまいました↓。
鉄材カット

レジはいろいろな骨董品を考え中ですがこれは昭和初期頃の機械式。なんと電源使わないのに印字できるという斬新な機械です。ボタンを押すとチーンという音も出ます↓。
昭和時代のレジ

トレイなど細かい調度品も自作です。余った端材を使って無駄なく製作↓。
自作トレイ
自作トレイ

その他店内ほとんどの設備や細かい調度品が自作DIYです。長い月日がかかってしまいましたがまだまだこれから作りたいものがたくさんあるのでとりあえず暫定オープン。

食器棚の製作

杉材

マグカップやお皿を入れるための棚を製作しています。保健所への申請で飲食店では食器棚には扉がついていなければなりません。

しかし市販品を探しても思うようなのがない(最初からあらゆる設備に市販品を使うつもりはありません。全てオリジナル造作です。)ので杉材をカットしてdiy造作します。

設置する場所に適当に合わせてカットし「ロ」の字型に造作↓。
杉材造作

丁番取り付け。ネジ孔は中心に空けないとネジがずれてしまうので慎重に加工↓。
扉の丁番

サンダーがけして完成。長さ900mm位です。マグカップや皿、カトラリー類を収納する食器棚↓。
食器棚完成

仕上げはオスモカラーで。輪滲みが付きにくく匂いもなく木本来の材質を活かすドイツ製の品質のよい自然塗料です。カウンターに使った塗料ですが素晴らしい仕上がりになるので食器などの棚にも合うかと思います↓。
オスモカラー

カウンター下に設置しました↓。
食器棚

下に開くため止める仕組みは強力な希土類磁石(ネオジウム)を埋め込みました。留め具が存在しないシンプルでおしゃれな食器棚の完成↓。
希土類磁石

2m越えの扉を造作したおかげでこうした小物類は一瞬でできてしまうほど腕が上がりました。

棚の造作【其の壱】

木材に孔開け作業

壁の棚の造作に入りました。

全ネジ切り作業↓。
全ネジカット

切ったネジを天井に取り付け作業↓。
天井に全ネジを取り付け

2m×2で4m長の吊り棚↓。
天井吊り棚

吊り棚。照明はオリジナルペンダント↓。
吊り棚

天井吊り棚製作、各種木材&サイズオーダー承ります。工事が特殊です。取り付け位置は高精度の造作が要求されますので製品のみの販売はしておりません。

都内近郊でこちらで施工可能なお客様を対象としています。

価格などメールでのお問い合わせは受け付けていません。直接来店なさるか、住所氏名連絡先電話番号を明記の上電話または郵送にてコンタクトください。来店なさる場合は店主不在ですと対応不可です。事前連絡をお願い致します。

カフェ入口の造作【其の参】

木材

扉は横スライド方式にすることにしました。戸車がついてガラガラっと開ける古風なタイプを作ることにしました。扉の高さは2150mmとかなり高いです。

材料は46x36mm角の杉材垂木です。3mの長尺木材を切って作ります。

戸車用の溝を彫るためスミつけ↓。
戸車の溝スミツケ

木材に溝を彫るにはトリマを使います↓。
トリマ

こんな具合に3cmの深さの溝を彫りました。ドリルと違って刃先が超高速回転します。危険な工具なのでゴーグル必須↓。
戸車用の溝

使ったのはリョービの上位機種。モーターがいきなり全力回転するのではなくソフトスタートなので使いやすいトリマです。サンダーなどにも云えることですがソフトスタートマシンは扱いやすい。工具は高いほうが便利な機能が付いていて使いやすいです。刃先を照らすLEDライトも付いてます。
リョービ(RYOBI) 電子トリマ TRE-60V 軸径6mm 628616A

戸車取り付け完了。気をつけてネジを締めないとクルマが曲がってしまいます。一度失敗しました↓。
戸車取り付け

外観はこんな感じ。おしゃれなカフェになるように考えているつもりですが扉の窓は上下のちょうど中心にくるようにしてます。
扉

とりあえず一旦骨組みの完成です↓。
扉

作業的には四分の一位です。また続きます。

カフェ入口の造作【其の壱】

木材の銘柄

入口の本格工事に入りました。店の外観は重要だと思っています。頑丈且つシンプルに、個性的に作るのが目標です。通常は大工さんに発注するところですが自分で作る事に。しかし角材は重いし、どうやって組めばいいんだろうとここ2〜3ヶ月の間、他の工事の合間にずっと考えたり仮組みでテストしていました。

3m長の90mm角ベイマツ材を6本注文↓。
ベイマツ

DIYなどで少し木材をいじったことのある方ならわかりますが90mmもの太さの角材はどうやって伐るのかが不思議かと思います。

充電式の小型電気ノコギリは伐れる木材の深さが47mmまでなので上下2回に分けて伐っているのです。ただし歯数が一番多く細かいノコ盤と、そして完全に垂直に真っすぐ伐るには慣れが必要です。それでもわずかにずれた部分はベルトサンダーで削ってます↓。
9cm角材を電ノコで伐る

以前は寸法を出して木材を伐ってもらったものを発注しなければならなかったのですが自分で正確に伐れるようになったので作業の巾が飛躍的に広がりました↓。
木材を伐る

伐った木材にはザグリで接続ボルト用の孔を空けていきます↓。
木材にザグリで孔を空ける

相当重量のある木材なのでボルトも大きめ。9x125mm長さのニッケルボルト↓。
9x125ボルト

下部分を組みました↓。
枠組み

床のコンクリートに取り付け↓。
木材を組んだものを取り付け

縦の支柱にはボルトを打ち込めないので床に鉄筋アンカー埋め込み↓。
床に鉄筋アンカー

床のコンクリートには専用のドリルで孔を空け、床用にはさらに頑丈な10x125mmのステンレスボルト使用。ニッケルボルトに比べて値段が倍以上するのでコストを考えて地面部分などの必要な箇所のみステンレス↓。
床にボルト埋め込み

レベルが出るまで木材調整。正確に木材を伐ったとしても実際組むと微妙な誤差が出るので一旦組んだ木材をレベルを測り、狂っていたらまた分解して削って水平になるまで調整↓。
水準器付きメジャー

入口の下部分の完成です。床にはボルト3カ所打ち付け、横ラインもボルトでしっかり留めてますので相当がっしりした作りで人が乗ってもビクともしません。また糊付けなどの固定はしていないのでボルトを外せば分解できるようになっています↓。
入口下部分完成。

翌日、入口の天井部分床モジュールと同様相似形の造作です。床の造作とまったく同じ作業ですが支えていないとならないので床作業より大変↓。
入口上部分

こんな感じで完成。一番大変だと思っていた作業ができたのでうれしい↓。
天井部分完成

上下できました。当初グリッド状の予定でしたがボルトでの補強が物理的に不可能ということが判明しましたので真ん中部分は縦に2分割することにしました。分解組み立てが容易な店舗入口。やろうと思えば1〜2時間で全開放可能↓。
入口木材枠完成

木材の銘柄刻印はそのまま残すことにしました。また、表面もなるべくベイマツ本来の素材感を活かし研磨はしません。
木材の銘柄

店の営業時間中など、客席と往来との目線レベル外しのため通常は閉めていて、必要があれば可倒式になる天板を兼ねる外壁を考えてます。作業台としてのほか自然光での小物撮影に使うつもりです↓。
可動式天板

これで枠組みがほぼ完成です。

cafeカウンター材仕上げ

オスモカラー

無垢材カウンターの表面仕上げです。国内外のニスやウレタンラッカー、オイルステインなど様々な塗料を試していましたが色がイマイチだったり油の匂いがきつかったりで珈琲の味を損なわないようなものはないかと探していました。

オスモ
自然の木の良さはそのままに撥水性、防汚性、耐久性、メンテナンス性などにも優れている面からオスモカラーに決めました。この種類は塗膜も固く輪染みもつきにくくカウンター材に向いている、匂いも気になりません。ドイツ製で一般的な塗料に比べてコストも高いのですが、無垢材も高かったのでそれに見合った選択です。

オスモカラー
ツヤ消しタイプと3分ツヤがありましたが、3分ツヤタイプに。ショールームで詳しい説明を聞く事ができいろんな木材への塗料サンプルも見ることができ、お試し小袋サンプル塗料で実物の木材で事前に試せたのが大変参考になりました。

オスモカラー
仕上がったカウンター。塗り方も簡単、スポンジ状のハケで綺麗に塗りました。

オスモカラー
棚もオスモカラーで仕上げ。

カウンタージョイント部分
L字カウンタージョイント部分。400番ベルトサンダーで研磨したので真っ平らですべすべ。

ジョイフル本田
カウンター材のサイドで急遽タモ材が必要になりました。注文すると2週間はかかるためジョイフル本田にあったことを思い出し勝田まで。

ジョイフル本田
しかしここの木材売場コーナーの規模には圧倒されます。東京などの店舗とは比べ物になりません。

圧力計
圧力ゲージなども様々なサイズが並んでいてびっくり。

有圧換気扇
有圧換気扇もたくさん。都会のホームセンターではなかなかこれだけのバリエーションはありません。

カフェカウンター造作中

L字型ジョイント接続カウンター

注文していたカウンター材が届きました。

tamo1
5cm厚の重量級のタモ無垢材。一人では持ち上げることができないほどの重さ。たぶん7〜80kg位。

タモ無垢材図面引き
カウンター材のL字型ジョイントを自分で加工します。垂直直角に計って印を付けるための道具「シンワ測定 一発止型定規 アルミ 62113」。これはものすごく便利です。厚みのある木材にも正確に線が引けます。

タモ無垢材カウンターL字ジョイント部分
精密に木材にスミ入れ。

ザグリ
垂直に孔を空けるために「SK11(エスケー11) 垂直ドリルガイド DS-70
を使用した工作。こうした補助がないと人間の手ではドリルの回転に負けて曲がってしまうのです。

ザグリ加工
これだけの厚みのあるのタモ材は大変高価です。やり直しのきかない作業のため気を使います。

タモ材ザグリ
横孔空けは精度の要求される作業でしたが無事精密なザグリ孔空け成功です。50mmの半分の25mmの位置に横に貫通する全ネジを通して、両サイドからジョイントボルトで締めるための孔です。

L字型ジョイント接続
L字型ジョイント接続。何十KGもあるため大変な作業でしたが接続成功。ガッチり組まれました。

L字型ジョイント接続カウンター
仮設置完了。ブロック積みの土台にビクともしないどっしりとした作りのカウンターに。カフェっぽくなってきました。客席側からは見えない部分ですが、カウンターブロックの裏側も綺麗に左官仕上げしています。

カウンターの上に置いてありますがレベルを見るために非常に便利なメジャー「タジマ スラントレベルコンベ19 5.5m 19mm幅 メートル目盛 SLL19-55BL」コンパクトに水平も調べられるため大活躍です。

次は表面仕上げですが、続きは後日。

カフェカウンター天井吊り棚

カフェカウンター吊り棚

カウンターまわりのデザイン&造作中です。本番棚用に暫定木材で原寸大シュミレーション。

ザグリ中
木材をザグリました。

カウンター吊り棚
天井から垂直に取り付け。完全に固定はせず4つの支柱が全方向適度にしなるので耐震性考慮。板材は厚すぎず薄すぎず。

吊り棚
棚は3段。棚高さは無制限に調整可能、水平レベルが微調整可能でなおかつ取外しや棚追加が容易にできる構造にしました。

カフェ吊り棚
試しに珈琲器具類設置。エイブルコーン初期型&独自のドリップ台です。

カフェカウンター吊り棚
仮の吊り棚原寸大模型完成。

天井吊り棚製作、各種木材&サイズオーダー承ります。工事が特殊です。取り付け位置は高精度の造作が要求されますので製品のみの販売はしておりません。

都内近郊でこちらで施工可能なお客様を対象としています。

価格などメールでのお問い合わせは受け付けていません。直接来店なさるか、住所氏名連絡先電話番号を明記の上電話または郵送にてコンタクトください。来店なさる場合は店主不在ですと対応不可です。事前連絡をお願い致します。

完成品はプロダクト/設備ページに。防振装置付きになりました。