自家焙煎珈琲とコーヒー豆販売

タグ: 焙煎機メンテナンス

富士ローヤルR-101メンテナンス

フジローヤルメンテナンス

導入して一年のフジロイヤルR-101焙煎機。半年前に一度軽く分解して掃除しました。今回はかなりの大掛かりな分解清掃です。掃除している状況はあまりにも悲惨なため綺麗な写真しか掲載していません。

まずはダンパーを取り外し。ダンパー内部はさほど汚れてはいませんでしたが入念に掃除。
フジR-101ダンパー

クーリング皿はかなり汚れがこびりつき悲惨な状態でしたが掃除して綺麗に。
フジロイヤルクーリング掃除

釜の上部分のダンパーネジは今回初めて外しました。何もありませんでした。
フジローヤルR-101釜

ステンレス製の配管内部。スムーズな排気を実現するために完璧に綺麗に磨きあげました。美しく鈍い光を放つ配管内部はピッカピカ。
フジローヤル配管

富士珈機R-101釜内部。
富士珈機R-101釜

富士珈機R-101分解の様子。
富士珈機R-101分解

当店では豆本来の味わいを極限まで引き出すため常にクリーンでサラサラな焙煎機内部の配管風流状態を保ちます。

 

 

富士ローヤル1kg機

富士R101メンテナンス

富士珈機ロースターを使い始めて約半年が経ち、清掃のため初めて配管類を分解しました。

日常焙煎時はサイクロンとクーラー部分の清掃でしたが内部は、半年でどの位汚れるかを見たかったので放置していました。チャフが溜まって、配管内部には油がこびりついて結構大変な状態になっていました。

↓配管を外し背面から見たところ。
fujir101

↓本体下部の蓋を開けて内部の様子。チャフが溜まってます。
fujir101

↓配管を外した部分の内部はチャフの微粒子がこびりついてます。
fujir101

↓本体から排出される熱風口の接続部配管もチャフの微粒子がこびりついてます。
fujir101

配管パイプ類は細かく外して分解できるため意外と掃除がラクでした。

↓油汚れ落とし洗剤などを使ってシンクで洗い流した様子。
fujir101

↓配管内部も全て洗浄。
fujir101

↓内部は細いため溶解剤などで徹底的に洗い流します。
fujir101

↓内部のファンも時間をかけて徹底的に綺麗にしました。ファンへの油のこびりつきがかなり酷かったです。
fujir101

外から見るだけではわからなかった内部の様子が分解して初めて理解できました。以前使っていたナナハン焙煎機は構造が簡単なため外から見るとなんとなく内部がわかりましたが、富士のマシンはパイプが複雑になっていて中身が不明でした。

富士ローヤルR-101内の熱風の流れ

本体底部内にある金属製ファンが、「下から熱せられた釜の奥にある通気穴から釜内部を通って釜より上部にある配管で開閉可能な生豆投入ホッパーを経由して排気調整弁を介して下方向へ配管し、本体底部内にある空間(クーリング弁付き)」から吸い出し、チャフ集塵機(サイクロン)へ排気。

↓文章だけで読むとややこしくてわかりずらいですが図にしてみました。熱風の流れは次のようになっています。
R101の熱風の流れ

以上、富士ローヤル1kg機の掃除完了。一見複雑なようですが内部構造を見ると簡単な仕組みでした。配管類は外面も内面も綺麗な鏡面仕上げで汚れ落とし掃除がラクでした。組み立てて接続した配管パイク類にはアルミテープをしっかり巻いて熱風漏れの原因となる隙間をなくす必要があります。

以下、内部を開けてみないとわからない部分の補足。

↓焙煎終了豆取り出し時に操作するクーリング(焼きあがった豆を冷やす)の切り替えレバーでは内部に弁が付いていて焙煎時には閉まってます。
fujir101

↓クーリング時は皿からの空気の流れを作るため弁が開けられます。
fujir101

↓本体内部を開けるにはプラスネジで8箇所を開ける必要があります。
fujir101

↓掃除してから20バッチほど焼いて再び内部を開けたところ、結構チャフが溜まってました。。焙煎が終了してもサイクロンに微妙にチャフが溜まる原因はこれですね。。。本体はプラスネジではなくレバー式などで簡単に開けられる蓋方式にしてほしいです。でないとファンと配管パイプの汚れが早まり、後々掃除が大変になります。。これからは頻繁にプラスネジで本体を開ける必要があります。
r101

以上、焙煎機というのは定期的に内部を掃除しないと汚れが付き珈琲豆の味にも少なからず影響を及ぼすと考えております。構造上は釜内部へ熱風が逆流するわけではないので関係ないかもしれませんが、常にクリーンな状態の焙煎機で珈琲豆を焼く日々です。

それと以前に、もう一つサイクロン上部にインバーターファンを作って改造する予定と書きましたが、本体内部ファンとの回転風量同期が必要なのではと考えるようになり大掛かりになってくるのでノーマルの状態で使うことにしました。

富士ローヤルR-101を使った焙煎教室のご案内

自家焙煎店を開業したい方向けに焙煎教室を行っております。講座では実際に焙煎機をバラしたりします。詳細な内容や価格については非公開です。電話やメールでも公開しませんので店頭で直接ご相談ください。

珈琲豆焙煎体験ページを参照ください。

ナナハン焙煎機図解

ナナハン焙煎機の構造と掃除

2017年9月から2020年9月までと3年間使い慣れたナナハン焙煎機ですが、この機械の構造と作り、使い方、掃除の仕方などを紹介したいと思います。

ナナハン焙煎機は排気と火力が強いと言われますが、スペックと図面を以下に示します。

価格:99万円(税込)2020年夏時点
電源:単相100V 65W 1.5A
バーナー:4,000キロカロリー(同クラスの焙煎機の2倍の火力)
サイズ:幅850x奥行500x高さ720mm 重量49kg
装備:排気&チャフ受けサイクロン/微圧計/豆温度デジタル計/排気アナログ温度計/排気ブロアーインバーター/排気調整弁/自動点火バーナー

電源の65W内には釜の回転モーターとインバーター制御の昭和電機製(40W)モーター含む。

ナナハンは同容量の他の焙煎機に比べてコンパクトで構造がシンプルです。購入時、設置スペースが限られていて底面のゴム足の位置の詳細な寸法が欲しかったため実寸にて図面に書き込みました。
ナナハン焙煎機図面

以下は撮影した画像に、内部構造を記したものです。
750gコーヒー焙煎機

焙煎方法

1)メインスイッチをONにし、ガス圧調整ダイヤルを開けて炎を点火し、200度まで予熱したら火を消す。
2)100度位まで下がったら生豆ホッパーに入れた豆をシャッターを開けて釜に投入、シャッターを閉めて、ガス点火。寒い時は炎が消えてしまう場合があるため要確認。
3)ガス圧と排気ファンインバーターを適宜調整し1爆ぜを待つ。適宜2爆ぜを入れサンプルスプーンで豆の状態を見てタイミングを見計らって煎り止め。
4)豆を取り出し火を止めて冷却皿に開け、冷却レバーにしたら排気調整弁と排気ブロアーインバーター全開、冷却皿の穴を全部塞ぐように満遍なく豆をならし冷やす。この時冷却皿の穴からはブロワーからの吸気によって強力に吸引され冷やされる。
5)正面のチャフ受け皿を掃除、サイクロンの蓋を開けてチャフを掃除*。
6)2〜3分経過して豆が冷えたら完了、次の焙煎に備える。
7)全ての焙煎が完了したら火を止めてガス圧ダイヤルを閉めて釜温計が40度位になったらメインスイッチをOFF。
*マキタのプロ用充電式カプセル掃除機(14.4Vや18V)などがベストです。サイクロン内部などへの取り回しがしやすい。


ナナハン焙煎機図解

機械を裏から見た図です。ナナハン焙煎機はインバーター制御のモーターで回すシロッコファンによってサイクロン上部から吸引〜排気される構造になっています。このシロッコファンはなかなか強力で全開にすると内部のチャフを全部吸い取る勢いです。焙煎時はちょうど排気流が均衡の状態が強弱コントロールインバーター4.2付近になります(掃除したてで内部がクリーンな状態)。

ガス火で熱せられた豆からはチャフが発生し、サイクロンに集塵されます。焙煎ごとにこまめにチャフを掃除しないと内部の詰りと汚れが早まります。サイクロン下部は2箇所、両方向から扉が開くようになっていて溜まったチャフを確実に取り除くことができます。


ナナハン焙煎機
ナナハン焙煎機は500gから800gくらいが安定と言われますが、経験上、下は200gでも可能です。しかしその場合は豆の温度は正確ではありません。写真のように豆の温度センサーは釜の半分くらいに豆が入っていないと正確に豆を刺さないのが理由です。豆の水分量と焙煎量に合わせて火力と排気インバーターファンを調整します。当店ではこの時排気調整弁を弄ることはありません*。焙煎具合は、はぜ音と香りにて判断しますので慣れれば温度計に頼ることはありません。釜内部の容量を見ると豆の膨張率を考慮し800gが限界かなとは思いますが一応900gまでは焼いたことがあります。当店では300gから6〜700gを中心に焼いてます。

*排気管内部の詰り具合によって弁を開けることがありますが、基本的には定期的に内部を掃除していますので排気ファンの調整のみです。



焙煎頻度にもよりますが定期的に内部を開けて掃除する必要があります。

排気の肝であるシロッコファンは豆のチャフがこびりつきこんな具合になります。こうなるともう排気が詰り、煙が漏れ出してまともに焙煎することができません。具体的にはチャフがサイクロンまで飛んでくれないため、釜の中でチャフごと豆を煎ることになります。この状態が進行すると排気管内部とサイクロン壁にコーヒー豆の黒い油がこびりついてきます。


サイクロン内部もだいぶ汚れます。排気管周りも全て分解し掃除します。

シロッコファンは丁寧に汚れを取り除きます。

サイクロン内部も分解し、水洗いします。

サイクロン内部バフかけ
ちなみに当店では目の細かいヤスリで内壁を磨き、バフかけ仕上げています。

排気系統管も全部バラします。

排気調整弁内部もこんなに汚れます。

焙煎機ダンパー
弁も全てバラして綺麗に磨き上げます。

釜は毎回じゃなくとも良いですが時々は内部も定期的に開けて掃除します。開けない場合は釜内部に向けて業務用ブロアーなどの強風で吹き飛ばします。

黒い塗装は所々剥がれてしまったため塗装を全部剥がし金属むき出しにしています。

 

分解掃除した後はサビの原因となりますので水分を完全に取り除きます。このように一日仕事になりますので機械弄りと掃除が好きでないと焙煎機の適切な維持管理は難しいかもしれません。

焙煎すること自体は比較的簡単ですが、むしろ機械のメンテナンスの方が重要です。クリーンな機械だと加熱と排気のベストな焙煎環境を作り出すことができます。それには内部構造と各機械の動きを常に把握することが肝心です。

 

ナナハン焙煎機

ナナハン焙煎機掃除

珈琲豆の焙煎機は定期的に掃除が必要です。コーヒー豆を焙煎する時は独特の油が出て、何度も焙煎していると内部に油がこびり付き想像以上に汚れてきます。チャフなども付着して排気パイプが詰まった状態に。そうするとまともに焙煎することができませんので汚れすぎる前に掃除しなければなりません。

焙煎機のファン部分の4つのネジを外し、モーターとサイクロンを切り離します。接続のリングパッキン部分が固着しているため当初外すのが大変でしたが何度もメンテナンスしているうちコツがわかり簡単にバラせるようになりました↓。
焙煎機のファン部分

焙煎機のサイクロン内部のパイプもネジを外して分解します。この写真は掃除後ですが掃除する前は茶色く油が固着した状態です↓。
焙煎機のサイクロン内部

バラバラに分解して掃除しました。ダンパー内部もかなり残念な状態ですので丁寧に掃除します。掃除する前はかなり汚れているため画像では見せれません↓。
バラバラにしたサイクロンとダンパー部分

モーター部分を外し、ファンも丁寧に掃除。こんなに綺麗になりました。以前はブラシなどで時間をかけてましたが最近は特殊な溶剤にて即効クリーンに。掃除する前の状態は汚すぎてとても写真は見せられません↓。
サイクロンのファン部分

 

サイクロン内部のパイプ類は毎回綺麗に磨きます。バフかけてますのでピカピカ。これで綺麗にチャフが飛んでくれます↓。
サイクロン内部バフかけ

最後に新品の排気ダクトを取り付けて完成。簡単に書いていますが分解、掃除、組立で半日はゆうにかかるという結構大変な作業です↓。
排気ダクト取り付け

焙煎教室を開催しています。こんな綺麗に掃除してあるベストなコンディションの機械で焙煎ができます。また、ナナハン焙煎機の分解清掃体験、受け付けます(有料〜一日がかりで店を閉店しての貸切となりますのでそれなりの金額ですが必要な方いらっしゃいましたらお問い合わせください)。

詳しくは珈琲豆焙煎体験ページを参照ください。

焙煎機排気管

焙煎機のメンテナンス

焙煎機を設置して10ヶ月経ちまして、最近排気管の調子が良くないので分解清掃することにしました。その前に事前準備としてアルミフレキパイプを買いにひたちなかのジョイフル本田へ。店を作る時も何度か行きましたが何でも揃ってます。家が建てられる材料はほぼ全部揃っています。

アルミフレキパイプも全口径揃っていたのでありがたい。予備に3本買いました↓。
アルミフレキパイプ

排気管周りをバラしモーターのファンを開けたところこんな状態。これでは排気が詰まるわけですね↓。
焙煎機モーター

ダンパーのパイプも全部バラし↓。
焙煎機ダンパー

ついでに塗装を全部剥がしました。釜から直接つなぐ部分の詰まりがひどかったので内部をテフロン加工しました。油がこびりつかずサラサラになる予定です↓。
焙煎機ダンパー

サイクロン部材のパイプなども全部バラし研磨加工。少しづつ作業しましたので1週間位かかりました。油汚れがひどかったのを全部剥がしてヤスリとコンパウンドで磨き上げるという結構大変な作業でした↓。
焙煎機サイクロンの分解
焙煎機サイクロンの分解

サイクロン内部が結構油汚れがつきやすいので内面を徹底的に磨き上げテフロン加工仕上げ。これで汚れがつきにくくなるはずです↓。
焙煎機サイクロン内部

ブロアモーターのフィンもこんなに綺麗。フィンの羽を一枚一枚磨いたりかなり大変な作業でした↓。
焙煎機モーターファン

アルミフレキパイプを通し、換気扇に接続。換気扇の汚れもひどかったので羽もテフロン加工しました↓。
焙煎機排気管

ダンパーは黒だったのが銀になりました↓。
焙煎機ダンパー

これで焙煎作業がはかどります。油汚れがつきにくくなりチャフが軽快に飛んでくれます。

手入れの行き届いた焙煎機でコーヒー豆の焙煎体験ができます。ご自身で焙煎したコーヒー豆を飲んでみませんか?または大切な人への贈り物にどうぞ!商用個人問わず。
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