戸袋の隙間が空きすぎていて若干建て付けが良くなかったので作り直し中です。天地40mmカット作業。

長尺ですがコンパクトな充電ノコギリのおかげで正確にカット可能。昔の電ノコは死ぬほど恐ろしい全力回転ですが最新型充電ノコは負荷がかかるとストップしたりで安全で取り回しがラク。加工するのが楽しくなるほど高機能。

そして引き戸の開閉をスムーズにするため天面だけでなく、側面にも戸車を増設↓。
戸車追加

溝彫り作業でトリマ大活躍。このトリマもドリルとは桁違いの回転で危険なマシンですがソフトスタートと回転速度変更機能のおかげでラクに精密造作が可能↓。

戸袋部分に側面の戸車が当たるようにし、開閉をスムーズに↓。
戸袋の戸車

以前、柱に取り付けた戸車が小さすぎたので取り替え↓。
柱の戸車

あと、何気にものすごく大変だったのは引き戸の床面レール加工。タイル床面にどうやって固定するか悩んでいました。引き戸用ステンレスレールに空いている孔は3mm位しかないのですがコンクリート用ネジは規定では3.4mmが最小。ここ1ヶ月ほどホームセンターで2回聞いても担当者はわからず仕舞いで建材専門店で聞いたところコンクリ用のネジは3.4mm径が最小なので、ステンレス引き戸レールの孔をドリルで広げているとのこと。なんと不便な仕様なんでしょう。仕方がないので釘をコンクリボンドで埋め込み、レールに沿ってサンダーで研磨するという自己流の細工にしました。下方向にしか負荷はかからないはずなのでこれで完璧です↓。
引き戸レール

戸車を大量に取り付けたことによって適度な重量感のあるスムーズな引き戸が完成。エントランスは重要です。開け閉めの心地よさを追求しています。摩擦部分には最上級の潤滑オイルをつけます。