カウンターを考え中です。カウンターというのは店の真ん中に位置するため店の顔とも云え、非常に重要な役割をはたすと考えます。大きな造作となるためやり直しが効かず機能的にもデザイン的にも失敗できません。カウンターなどの大型設備は通常は専門家に発注するところですがこれもカフェオーナーが自力で造作施工します。

50mm厚みタモ材
いろんな板材を見て回り、この木材が色あいや木目の感じがよさげです。厚みは50mmというのが空間全体のバランス的にベスト。

マホガニー
色の濃い木材サンプルも検討用に購入。

木材に印
木材はザグリで孔を空けてつなぎますが、練習のため50mm厚の端材でシュミレーションすることにしました。

ドリルに垂直ガイド
電動ドリルに垂直ガイドを取り付け。

ザグリで孔開け
ドリルにザグリ刃を取り付けて垂直に凹面を作ってます。ドリルでまっすぐ垂直に孔を空けるというのはドリルの回転の力も加わるため手作業では不可能です。そこでこうした矯正ガイドなどが役立つのです。

ジョイント加工
カウンターコーナー部分はL字型につなぎますのでこうした接続用の孔を空けます。

ジョイント金具
木材をつなぐ専用のジョイント金具です。ホームセンターでは売ってないのでネットで探して購入。しかし届いたものは通常のボルトになっていて、どう考えても物理的にもザグリ孔には入りませんのでボルトの頭をカットしました。

カウンター材ジョイント
カウンター材ジョイントの完成です。

カウンター材シュミレーション
L字ジョイントカウンター部分模型。相当重量のあるカウンター材を乗せるため、頑丈に積み上げたブロックが威力を発揮します。

これで本番用カウンター発注できます。2m超え50mm厚みの無垢の板材は非常に高価なため失敗は許されないので試作でした。